医者が包帯を巻き、神が治す

古代ギリシャの医学の父と呼ばれるヒポクラテスをご存知ですか?

名前は知っている方も多いと思いますが、彼は世界最古の医師と言われています。このヒポクラテスの名言が残っていますが、私がその通りと思わされた言葉があります手 (パー)ぴかぴか (新しい)

それは、『汝の食を薬とし、汝の薬を食とせよ』です。

 

このほかにも、今の時代にも腑に落ちる言葉ばかりですexclamation

『食べ物で治せない病気は、医者でも治せない』

『人間は誰でも体の中に百人の名医をもっている』

『賢者は健康が最大の喜びと考えるべきだ』

『私たちの内にある自然治癒力こそ真の病を治すものである』

『食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか』

 

このように、ヒポクラテスは自然治癒に重きを置いた名言ばかりを遺しています。もちろん、当時今のように発達した薬が数多くあったわけでもありませんから、そうなってしまったのかもしれません。

 

この自然治癒力を発揮するお手伝いをするのが鍼灸施術です。

施術後はすぐに休息を取るように心掛けるほうが体がよくなっていきます。私自身も施術を受けた後は入浴は控え、すぐ就寝するようにしています。入浴による体への負担を軽減させ、体を休めることを優先させるためです。自然治癒力も高まり、質の高い睡眠を取ることができます。

しかし、これはあくまでも理想なので、施術後に仕事やスポーツ、入浴をしても悪化するような事ではないので心配無用です手 (パー)

 

また食事量をコントロールすることも大切です。

豊食の時代を暮らす我々には何か良い栄養や薬を足すと言った考えよりも、摂りすぎている食事や間食を減らしたりする引き算が良いのではないでしょうか?

私自身、年に1~2回食事量を減らして過ごす数日間を設けています。その方の年齢や体力によりオススメ出来ない場合もありますが、食事量を減らして休養する事は自然治癒力を高める良い方法だと実感しています。

「足るを知る。」ことは大切な観点ですほっとした顔ぴかぴか (新しい)食について考える良い機会になりますし、食に関わる人への感謝と食を生み出してくれる自然界への感謝がより一層深まります。

食は命のやりとり、鍼灸は氣のやりとり。

2つとも自然界の現象として存在し、自然治癒力を与えてくれています。

きっとあなたの中に居る自然治癒力はあなたを良い方向へ導いてくれますよexclamation本能で悪い方向へはいきませんよね。でも痛みや病はカラダからの警報ですexclamation痛みが悪化している、なかなか寝付けない、などがありましたら体からの声としてしっかり聞いてよく休み、然るべき施術を受けましょう。  

 

今回のような疫病の流行によりますます高まる健康意識。ヒポクラテス先生がおっしゃる通り健康であることは最大の喜びであり財産ですねdouble exclamation

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 岡田 泰彰

 

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梅雨の湿問題

爽やかな五月も折り返し地点に差し掛かり、六月ももうすぐですねぴかぴか (新しい)

新型コロナウィルスの影響で大型連休もお出掛けできず、太陽の光に当たっていないな~という方も多いと思います。

そんな中、そろそろ体調を崩しやすい梅雨に突入します雨

梅雨に多い湿気の邪気(湿邪)は重く、ネバネバ、下へ溜まりやすく、しかも陰邪といって身体の脾胃(胃腸や消化器系)の陽気も損傷させる特徴があります。(なんと厄介!)

湿度が高くなると身体の水分代謝がうまく出来ず湿がどんどん溜まっていきます。これによってめまいや、頭・身体が重くなったり、下肢の浮腫み、手足の倦怠感、消化不良による胃もたれ、下痢、湿疹や関節炎(膝痛、腰痛、雨が降って古傷が痛むなど)、はたまた感染症や心が重くウツっぽくなったりと様々な不調を引き起こしてしまいます。

 

今回はこんなイヤ~な症状を引き起こさない為の養生をご紹介します。

 

(1)健脾益気(けんぴえっき)…胃腸を整え、気を補う。

中医学では人体を構成するものは気、血、津液(しんえき)と考えます。

そのうちの気を作る材料の一つは脾胃で作られます。

この脾を補うものはお米などの穀類、かぼちゃ、イモ類などの自然な甘味です◎

(甘味といっても白いお砂糖はNG!)

昔は気という漢字を氣と書いたそうです。中に米とありますね。

日本人の元気の源は米ですね!

又、気を補う食材として鶏肉、牛肉、うなぎ、山芋、キノコ類、朝鮮人参などがあります。

 

(2)利水効果の高い食物を摂る。

とうもろこし、ハト麦、小豆、冬瓜、スイカ、緑茶、梅干しなどを摂りましょう。

おススメはあずき粥です。消化によく利水効果があり、むくみや胃腸の疲れを取ってくれます!

 

(3)身体を温める。

おススメは温かい紅茶に生姜や少し蜂蜜を加えて飲みましょう。身体の内側からポカポカします。

この季節、冷たい飲み物は体調を崩すのでやめましょう。

 

又、鍼灸では脾経(ひけい)の陰陵泉(いんりょうせん)や胃経の豊隆(ほうりゅう)に自分でも出来る台座灸をすれば体も温まるし湿がとれるのでよいでしょう。

おへそをホットパックなどで温めるのもGOOD!

 

(4)身体を動かす。

おうちエクササイズで身体の気、血、津液を巡らせましょう。少し汗ばむくらいがいいです。

今はスマホの動画でも色んなエクササイズが紹介されていますので、自分に合ったものを

選んで楽しく身体を動かしてジメジメした梅雨を乗り越えましょうーexclamationexclamationexclamation       

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 河野 千恵子

 

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五月病

5月の代表的な体といえば「五月病」。この言葉が思い浮かぶ人も多いと思います。

 

4月は新年度を迎え、新社会人や転職や異動など新しい環境で仕事を始める人も多く、心機一転「よし、頑張るぞ!」とエネルギーが湧き、やる気に満ち溢れています。

しかし、ゴールデンウィークを過ぎて   ひと段落する頃から、その疲れやストレスが一気に押し寄せ、「やる気が出ない」「ふさぎこむ」という症状が現れる人がいます。

これがいわゆる「五月病」ですひらめき

 

特に今年はコロナウイルスなどの影響もあり、ストレスや不安感は例年以上に多く、五月病や気持ちの低下を感じる人もいつも以上に多いと思いますあせあせ (飛び散る汗)

五月病の症状

・なんとなく気分が落ち込む

・疲れやすい、倦怠感

・集中できない、虚脱感

・不眠

・食欲不振、胃痛

・めまい

・動悸

 

また、真面目、責任感が強い、融通が利かない、ロマンチストな人ほどなりやすいと言われます。

 

五月病は正式な医学用語ではなく、「適応障害」や「軽度の鬱」と診断されることが多いです。多くの場合は一過性の心身の不調で、1〜2ヶ月もあれば自然と環境に慣れ、症状が良くなっていくと言われます。その上でしっかり普段から予防していきましょうダッシュ (走り出すさま)

 

五月病の予防法

・散歩やストレッチなどで体を適度に動かし、軽く汗をかく

・ぬるめのお風呂(約40℃)にゆっくり浸かる

・オレンジやラベンダー等自分の好きなアロマを利用する

・暗いニュースは極力見ない

・家族や友人、恋人などに話を聞いて貰う

・規則正しい生活習慣を心掛け、いつまでもダラダラ寝たり、夜更かしは止める

・1日の始まりの朝食にお味噌汁を飲む

・1日15分程度、日光浴をする(紫外線が気になる方は手のひらでもOK)

・休みの日は無理に予定を詰めすぎず、ゆっくり休息にあてる

 

五月病におすすめのツボは、

「太衝(たいしょう)」(場所は足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ)というツボです。

ここを足の甲に対して垂直に痛気持ち良い強さで、押す離すを5回程度繰り返しましょう。

太衝は気を巡らせて、イライラを緩和してくれますよぴかぴか (新しい)

 

早めに「五月病」対策をして、元気に5月を過ごしましょうdouble exclamation

 

 

 

 

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 田中 友也

 

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笑いの効果

新型コロナウイルス感染者数が急速に上昇し始め、日本のみならず全世界で不要不急の外出が禁止されつつあります。

 

ある実験で、子供たちに怖い話を1つするグループと、続けていくつもの怖い話をするグループとに分けた場合、続けて怖い話をされた方がパニックに陥るという実験結果が出ているそうです。人は長期間恐怖の感情にさらされると精神的にパニックに陥りやすいのです。恐怖の感情は正常な判断能力を狂わせます。不確かな情報に踊らされることの無いよう、脳の適度な息抜きが必要ですね。

 

新型コロナウイルス感染により亡くなられた志村けんさんは、「8時だよ、全員集合!」を始め、数多くの「笑 い」を私たちに届けてくれました。悲しい気持ちを多くの方がお持ちだと思いますが、こういう時だからこそ、彼が届けてくれた「笑い」によって「笑う」ことが必要なのです。

 

人間の身体は、細胞やウイルス、自身の身体の中の細胞の突然変異などにより、常に病気の危険にさらされています。しかし、そこから病気にならないよう守ってくれているのが免疫というシステムです手 (グー)ぴかぴか (新しい)

 警備システムを想像してみてください。警備対象は「自分」です。警備員は警備対象である自分を守ってくれるために、防犯カメラや警備員の配置、巡回のコースなどを決めて警備を行います。それこそが免疫と同じシステムで、警備員の働きをしているのは免疫細胞です。

 

免疫細胞とは血液の中を流れる白血球のことで、いくつかの種類がありそれぞれに異なった役割を担っています。その中の一つが『NK(ナチュラルキラー)細胞』です。NK細胞は、常に体内をパトロールし、細菌やウイルス、異常な細胞を見つけると、真っ先に単独で攻撃・殺傷する『初期防衛担当』です。その働きの特徴から、『NK(ナチュラルキラー)=生まれながらの殺し屋』という名前がつけられました。

NK細胞が活発であるということは、常に高い初期防衛能力で身体が守られているということです。

 

「笑う」には免疫力の向上効果があると言われています。それは、「笑う」ことで身体の中のNK細胞が活性化するからです。

NK細胞を活発にするには、笑うだけでなく、良質な睡眠をとったり、腸内環境を整えたりすることも大事です。外出がしにくくなった今、「良く寝て、よく食べて、よく笑う」、以上のことを大切にして過ごしてみてはいかがでしょうかほっとした顔

 

「笑う」ためにお笑い番組を見たり落語を聞いたりするのもよいですが、もっと日常的な会話で「笑う」ことができると良いと思いませんか。その時は、ユーモアのセンスがある人が身近にいないか探してみてください。ユーモアも笑いの一つです。

ユーモアは場の雰囲気を和ませ、職場では作業効率を上げるのにもよいと言われています。また、ユーモアのセンスがある人は柔軟な考えができ、怒りの感情が抑えられる人でもあるそうです。私もそのようになりたいのですが、私にはユーモアのセンスは全くありません。ですが、付属治療院には治療センスだけでなくユーモアにも長けた素晴らしい先生がいらっしゃいますdouble exclamation

ユーモアのセンスを磨くには、ユーモアのセンスを持つ人を観察することが大事だとか。鍼灸だけでなくあらゆるセンスを向上させ、皆様に還元できるよう、深い観察とそれを身につけるための修練を積んでいこうと思います。

 

最後に、皆様ご自身とそのご家族、周りの人たちすべての皆様がウイルスを笑い飛ばして、感染の恐怖から早く解放され健やかに過ごせるよう心から願っていますほっとした顔ぴかぴか (新しい)

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 田中 里佳

 

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口の健康を保ちましょう

もうすぐ4月になりの新学期や新生活が始まりますね。

4月18日には「よ(4)い(1)歯(8)」ということで良い歯の日がありますほっとした顔

みなさんは普段、口に関心を持っていますか?

最近、歯医者に行くと「オーラルフレイル」という言葉を目にします。

オーラルフレイルは身体の衰え(フレイル)の一つで、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどがみられます。口の衰えはとても恐ろしく、次々と負の連鎖を引き起こし、最終的には命の危険にさらされることもあります。

老化はもちろん、柔らかいものばかり食べたりしていると、筋肉が弱り噛む力も衰えてきます。噛む力が衰えると、食べ物を咀嚼することが難しくなります。そうなると徐々に噛むことが億劫になり食欲も低下してしまいます。食習慣が悪化することで栄養バランスも崩れてしまい、噛む力だけではなく、全身の筋力までも衰えてしまいます。

その結果、日常生活にも支障をきたし、「要介護」になる恐れが高まります危険・警告 (!)

加齢とともに歯が抜けることも、オーラルフレイルのリスクを高めます。歯の本数が少なくなることで当然噛む力は弱くなります。一般的に歯の本数が20本を下回ると、噛む力が著しく低下すると言われています。

 

歯だけではありません。人間は噛むことによって唾液が分泌されますが、唾液には食べ物の消化を助けてくれる作用があります。また、唾液中にあるタンパク質「ヒスタチン-1」は抗菌作用があります。最近の研究では、血管形成細胞を活発化し血管を新生させ、さらに接着剤のように細胞同士をつなぎ合わせ、傷口の組織を再生する働きを持っていることが明らかになりました。

「殺菌作用により口腔を清潔に保ち、虫歯を予防し、胃腸を健康に保つ」、そんな働きをする唾液ですが、唾液量の減少はオーラルフレイルを加速させる大きな要因となります。

ある研究によると、オーラルフレイルによって4年後の要介護や死亡リスクは、健康な人の2倍以上に高まると結論づけています。

オーラルフレイルの予防には固い物をよく噛む事や、歯みがき、パタカラ体操があります。

「パタカラ体操」は「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字をそれぞれ「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」と繰り返し大きくはっきり発声することで、口の周りの筋肉や舌の動きの衰えを予防する体操です。

口腔環境と健康はとても関係が深いということが分かっていただけたと思いますが、中医学ではずっと以前から口腔環境と健康の深い関係に気が付いていました。

 

健康で長生きする為に中医学では「養生」を重視しています。

養生とは健康に注意し、病気にかからず丈夫でいられるように努めることですが、その養生法の中に「鳴云鼓(めいてんこ)」と「漱玉津(そうぎょくしん)」という口の健康を高める方法があります。

「鳴云鼓」は、塩と温水を口に含み歯を拭き、歯をカチカチと百回咬む動作を行うことで、継続して五日間行うと歯が丈夫になります。

「漱玉津」は唾液を利用してうがいをする方法です。口をわずかに閉じ、舌尖を歯の表面に当て、上の歯から下の歯へゆっくり円を描くよう舌を回します。12周ほどすると唾液がたくさん出てきます。唾液を飲み込み、次は反対方向へ同じように舌を回します。「漱玉津」を行い唾液分泌が促進されれば前述した唾液の効果を得ることができますよね。中医学では唾液は飲み込むもので、吐くことをよしとしません。唾液が体にとって重要な物質である事を経験的に知っていたからでしょうぴかぴか (新しい)

みなさんは唾を吐いていませんか?歯は20本以上ありますか?健康に長生きするためにも、ずっとおいしい物を食べていくためにも、鍼灸治療で体を整えながら、口の健康にも気をつけましょう。

でも食べ過ぎは禁物ですよほっとした顔

 

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 武岡 崇介 

 

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