夏バテに梅干し

近年では、6月からすでに暑い夏。

夏バテに備えて、今年は初めて梅干しを作ることにしました!

八百屋さんに並ぶ梅を見て、一度は漬けてみたいなと思っていたのです。

 

梅の収穫は、一般的に6月上旬から7月にかけて。

最初は青梅のため、私は完熟梅になるまで待ち、

6月中旬から作り出しました。

いつも買う梅干しとは違い、コロンとまんまる黄色い梅が可愛らしく、早々に愛着が湧きました。

 

作り方をざっくり言うと、

塩漬け4週間以上⇒3日間の天日干し♪⇒完成!!の流れです。

食べられるようになるまで結構時間がかかるものだと知り、売られている梅干しを見る目も変わりました。

 

そもそも、なぜ夏バテって起こるのでしょう。

1つの理由として、東洋医学では『気随液脱』という言葉があります。

大量に汗が出てしまうと気が損失し、疲れやすくなるというものです。

今年は梅雨も短く暑い日が早くから始まっていました。

汗がたくさん出て、夏バテを早くから感じていた方も多いのではないでしょうか?

 

 

酸っぱさを想像するだけで唾液が出る梅干し。

梅干しの酸味には収れん作用があります。

余分な汗や尿が排泄されるのを抑えてくれる作用です。

暑い夏、自分の意識とは関係なく出てしまう汗を緩和してくれるのにはピッタリの食材ですね!!

 

また、梅干しに含まれるクエン酸は、疲労物質である乳酸の蓄積を改善してくれるので、疲労回復効果が高いのです。

その他、ビタミン・ミネラルも豊富に含まれている梅干し。

 

なんだか夏に良さそう!良い効果があるならたくさん食べよう!!と思ってしまいますが、

東洋医学はバランスを大事にします。

塩分が高いのも梅干しの特徴です。

 

1日1つまでを目安に、他のお料理の塩分量を考慮しながらお食事に取り入れましょう。

そして、この暑い夏をあの手この手で乗り切りましょう!!

 

 

神戸東洋医療学院付属治療院

宮崎 紗希

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「夏バテ」予防に「鰻」を!

今年は「梅雨明け」も早く、7月初旬から連日猛暑日に近い気温が続いていますね。

「夏バテ」しないようにしっかりと栄養のある食事を摂取していきましょう。

 

今回は夏の風物詩、栄養満点の「鰻(うなぎ)」を食べる習慣、「土用丑の日」について

お話したいと思います。

 

 

毎年この時期になると、新聞の折り込みチラシに「鰻(うなぎ)」や「土用丑の日」という言葉をたくさん見かけ、店頭には多くの「鰻(うなぎ)」が売られています。

 

今年の「土用丑の日」は、7月19日(一の丑)と7月31日(二の丑)の2回あります。

この「土用丑の日」とは、「土用」と「丑の日」が合わさったものです。

 

 

「土用」とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間を指しています。

 

「土用」は、中国に古くから伝わる「陰陽五行思想(陰陽五行説)」に由来するとされています。

陰陽五行思想では、万物の根源は木・火・土・金・水の5つの元素にあると考えられています。

季節もこれに対応させて、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」としました。

しかし、「土」がどこにも当てはまらないため、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前18日間に割り当てられることになり、この期間が「土用」となりました。

 

 

「丑の日」は、日にちを十二支で数えたときに丑に当たる日で、12日周期で巡ってきます。

 

今年の立秋は8月7日であるため、その前18日間である7月19日~8月6日が、「土用」の期間です。

その期間内に「丑の日」が、7月19日(一の丑)と7月31日(二の丑)の2回、巡ってくることになります。

 

「鰻(うなぎ)」を食べると元気が出るというイメージのとおり、うなぎにはビタミンA群・B群がたっぷり含まれているため、疲れた体のリカバリーや、食欲の増進が期待できます。

 

昔から季節の変わり目と言われる「土用」の時期は、体調を崩しやすくなります。

 

ぜひ「鰻(うなぎ)」を食して、この暑い夏を乗り切りましょう!

 

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院

片桐 享

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夏の養生

梅雨が終わり、急に真夏を感じる暑さが続いている毎日です。
東洋医学では、夏は「陽気が旺盛になり、心火(しんか)が燃え盛る季節」と言われています。
私たちの体内のエネルギーも活発に動き出す季節。

このパワーを上手に使い、夏本番に備える養生のコツを五行学説に基づいてご紹介します。


「心」を労わり、火照りを鎮める

五行説での夏は「火」に属し、対応する臓器は「心」です。

気温の上昇と共に「心火」が亢進し、イライラ、不眠、口内炎、ほてりなどの不調が現れやすくなります。
養生の第一歩は「心を清涼に保つ」こと。


・苦味:

苦味には熱を冷ます作用があります。ゴーヤ、セロリ、ビール(適量)などを取り入れましょう。

ただし、摂りすぎは胃を傷めるので注意。

・赤い食材で心を補う:

トマト、スイカ、小豆、クコの実など「赤い食材」は心を滋養し、余分な熱を取り除く助けになります。


・「喜」の感情:

過度な興奮やイライラは心火を煽ります。

ゆったりのんびりとした気持ちで過ごし、小さな「喜び」を見つける習慣を大切にしたいですね。

 


気(エネルギー)を消耗させない

夏は汗をよくかく季節。東洋医学では、汗は「心の液」とも言われ、適度な発汗は体内の老廃物を排出し、熱を発散します。
しかし、発汗のしすぎは「気」や「津液(体内の水分)」を消耗するため要注意です。

 

・こまめな水分補給:

冷たい飲み物は胃腸を冷やし、水分代謝を滞らせます。常温の水や麦茶、そば茶などがおすすめです。

汗をたくさんかいた時は、梅干しやレモンなどで塩分とミネラルの補給も忘れないようにしましょう。


・「首」の冷えに注意:

急に冷房の効いた部屋に入ると、開いた毛穴から邪気(冷え)が侵入しやすくなります。

電車の中などでは薄手のストールや上着などで首元を守りましょう。

 


湿気と胃腸のケア

夏は湿気(湿邪)も多いです。湿邪は、胃腸の働きを阻害し、だるさや食欲不振、むくみの原因になります。

 

・胃に優しい食事:

脂っこいもの、生もの、冷たいものの過剰摂取を避け、消化の良いものを。

 

・黄色い食材で胃腸を補う:

山芋、かぼちゃ、米、雑穀など「黄色い食材」は胃腸を補います。

 

・芳香や発散作用で湿気を払う:

紫蘇、生姜、みょうが、ハーブティーなど、香りの良い食材には、湿気を取り除き、気の巡りを良くする作用があります。

 

 

以上をまとめると、夏の養生は、「心火」の過剰を清める『清熱』、「心」の働きを健やかに保つ『補心』、「胃腸」をいたわり湿気に負けない体を作る『健脾』が、とても大切です。

 

自分の体の声に耳を傾けながら、心地良い夏の養生を始めてみましょう。

 

神戸東洋医療学院付属治療院

富田 彩

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梅雨の体調管理 今日からできること

今年も梅雨の時期が来ましたね。

この時期は、湿度が高く気温も不安定で、体も心もなんとなくだるく感じてしまいがちです。

でもちょっとした工夫で、心地良く過ごしていきたいものです。

今回は梅雨の過ごし方とともに、体調を整える食事と、セルフケアのポイントをご紹介させていただきます。

 

1つ目は「無理しないこと」

雨の日に予定を立て過ぎると、疲れやすくなったり、イライラすることが多くなってしまいます。

休日は「おうち時間」を大切に、本を読んだり、映画を見たり、料理をしたり。

いつもの日常を丁寧に楽しむことや、ストレッチやヨガ、ピラティスなど、自分磨きの時間を作るのも良いかもしれません。

 

2つ目は「食事を工夫すること」

ジメジメとして湿気があり、余分な水分が体に溜まりやすいため、だるさや疲労感、浮腫みや胃腸の不調など、小さな体調不良を起こしやすい時期でもあります。

おすすめの食材はショウガやネギ、シソなどの薬味類です。体を温めてくれたり、梅干しや酢の物は殺菌作用があるため、食中毒の予防や食欲増進効果も期待できます。

豆腐や納豆、味噌などの発酵食品もおすすめで、腸内環境の改善や免疫力アップにも繋がります。

また、梅雨時期はどうしても冷たい飲み物やアイスに手が伸びがちです。

冷えすぎは体調を崩す原因にもなりますので、温かいスープや味噌汁を一日一回取り入れるのも良いでしょう。

 

 

3つ目は「ツボ刺激でセルフケア」

ツボ刺激のポイントは、強すぎず「心地良い強さ」で押すことです。

 

ドライヤーやタオルで温めるのも効果的です。

・足のむくみが気になる時

 三陰交(さんいんこう)・・・内くるぶしの上、指4本分のところ

 

・胃腸機能の改善をしたい時

 足三里(あしさんり)・・・膝のお皿のくぼみから、指4本分下がったところ

 中脘(ちゅうかん)・・・みぞおちと、おへその真ん中

 

・だるさや疲労感を感じやすい時

 百会(ひゃくえ)・・・頭のてっぺん

 

・足の冷え

 湧泉(ゆうせん)・・・足の裏、指を曲げた時に出来るくぼみの中央

 

この時期の雨を楽しむぐらいの気持ちで、少し視点を変えて、

心と体をいたわりながら自分らしいおうち時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか♪

 

 

神戸東洋医療学院付属治療院

井上 力輝

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あなたの生活は青魚?それとも白身魚?

あと少しでゴールデンウィークですね。

連休が終わると、神戸まつりがやってきます!その神戸まつりに合わせ、例年当校では、学院祭が開催されます。

学院のブースでは、学生と職員が協力し、祭りを盛り上げます。また当院では、当校のOBの先生方と職員が、鍼灸施術ブースを開設します。

ご興味のある方は、学院のHPにて詳細をご覧ください。

 

さて、4月・5月は、新しいことが始まったり、様々なイベントが多くなり、なかなかパワーが湧かないなぁ、なんだか疲れやすいなぁ、などと感じる方が増えます。

今回は、そんな私たちのパワーの源となる『ミトコンドリアを活性させる方法』のお話です!

 

私たちには、パワー(エネルギー)を生み出す2つのエンジンがあります。

ブドウ糖からエネルギーを作り出すエンジンと、酸素からエネルギーを作り出すミトコンドリアエンジンです。

 

ブドウ糖を使うエンジンは、瞬発的で大きなパワーを発揮する場面に優れています。

例えば、50mダッシュや、重たいものを一気に持ち上げる無酸素運動ができるのは、このエンジンのおかげです。

 

それに対して、ミトコンドリアエンジンは、長時間歩いたり立ち仕事をしたり、知的作業(読書やパソコン作業)など、持続的な運動を支えています。

 

ここで少し話を脱線させます。

 

みなさんは、青魚の背がなぜ青いかをご存じですか?

それは、常に海面近くを泳ぎ続けているからです。

上空から鳥に襲われやすくなるわけですが、その危険から身を守ろうと海面と同じ保護色にしています。

逆にお腹が白いのは、海底の天敵から狙われないよう太陽の光に紛れやすい色になっているのです。

 

白身魚の場合は、たいてい海底近くの岩場などに隠れ、餌になる魚が寄ってくると、瞬時に飛び出し、餌を捕まえます。

言い方を変えると、青魚は有酸素運動、白身魚は無酸素運動が得意ということです。

 

この2種類の魚の筋肉である身も、青魚は赤身、白身魚は名前の通り白身と、それぞれ異なっています。

以前のコラムで、私たち人の筋肉には、赤筋と白筋があるとお話ししたことがありますが、そうなんです!

私たちは、青魚の赤筋と白身魚の白筋を受け継いでいるのです!

 

この魚の習性からも分かるように、ブドウ糖を使った無酸素運動は、瞬間的に大きなパワーを発揮しますが、すぐエネルギーは枯渇し、力尽きてしまいます。

反対に、酸素を使ってミトコンドリアが作り出すエネルギーは、ブドウ糖から作り出されるエネルギーの19倍にもなります。

このことから、ミトコンドリアが元気に活躍してもらう方が、私たちには有益だと理解していただけるのではないでしょうか。

 

先ほどの筋肉の例でいうと、24時間休むことなく呼吸を司っている呼吸筋や、長時間姿勢を保持する背筋などは、赤筋が主で、ミトコンドリアからのエネルギー供給を受け続けています。

ミトコンドリアは細胞内小器官とも呼ばれ、人間すべての細胞内に存在します(唯一赤血球を除いてですが)。

 

 

それではいよいよ、ミトコンドリアを活性化する3つの方法をお伝えします。

 

1つ目は、有酸素運動です。

ウォーキングや、会話をし続けられるほどの負荷の運動が良いです。

 

 

2つ目は、空腹を作り出すことです。

食事と食事の間隔を空けたり、糖質の摂取を制限することが大切です。

3つ目は、むやみに体を温めすぎないことです。

必要以上に厚着をしたり、常に外部から体を温めていると、ミトコンドリアは頑張って体温を作らなくなってしまい、

そのことは結果的に全体のエネルギー発生も低下させてしまうのです。

 

そのため私は患者さんに、『こたつに入ってゴロゴロしながら、みかんを食べ続けることは精神的には最高ですが、ミトコンドリアを活性化し、体を活力で満たすためには最低ですよ。』と説明しています。

 

ミトコンドリアがどんどんエネルギーを作り出してくれると、それぞれの細胞が元気に働いてくれます。

そして、健やかな新陳代謝が持続し、長く若さを保てるのです。

もしかすると、現代の私たちは必要以上に体を休め、過剰に糖質を摂取し、寒さから体をかばいすぎているのかもしれませんね。

 

この連休は布団にくるまり、おやつを食べながら我が身を省みたいと思います。

では、みなさんもよい休日を。

 

神戸東洋医療学院付属治療院

川上 靖

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