4月になり暖かくなってきましたので、外出する機会も増えたのではないでしょうか?

毎日足を使って歩いていますが、自分の足の裏をじっくり眺めたことはありますか?

 

足の裏は、地面からの衝撃を吸収してバランス機能を安定させます。

そして足の裏には約60~70もの反射区があり、臓器や器官とつながっているとされます。

また不調があると、硬くなったりカサカサしたり、押すと痛みが出ます。

 

 

体中を循環している血液は、下半身に約70%が集まりますが、

足へ流れた血液は心臓から遠いのでなかなか戻りません。

このため、足が第2の心臓としてポンプの役割を果たし、心臓に血液を送り返します。

 

「冷えは万病の元」と言われていなすが、冷えの大きな原因は血液のよどみです。

体が冷えることによって、肩こり、腰痛、膝痛などの症状があらわれ、内臓の機能も低下し免疫力も落ちます。

これらは、足の裏や足を押す・もむ・叩く・温めるなどでほぐして血流を高めることで、症状が軽減されます。

 

他にも、

・代謝を上げ血液循環を良くする

・血圧調整

・疲労回復

・プロポーション維持

などの効果が得られるとされます。

 

ほぐす時は食後30分は避けて、入浴中かお風呂上りに痛気持ちいい強さでほぐすと効果的です。

また、足の裏だけではなく、アキレス腱から膝裏に向かってふくらはぎをマッサージし、膝裏をしっかりストレッチすることも、体の不調を改善するのに効果的です。

 

足をほぐすと、身体の老廃物を尿として体外に排出するので、終わった後にはコップ一杯の白湯を飲むのが良いでしょう。

 

さらに足をほぐすだけでなく、足の裏を支える筋肉トレーニングも有効です。

 

◎かかと上げ運動(20回×2)

 →両足を肩幅に広げ、かかとをゆっくり上下する

 (足の親指に体重をかけるよう意識すると効果的)

 

◎タオルギャザー

 →床にタオルを広げて、裸足になり足の指でタオルを手繰り寄せる

 

◎足の指でグーチョキパーを10~30回

 

 

足をほぐすことは、不快な症状を軽減させることだけでなく、多くの病気の予防にもなります。

毎日の日課にして、健康な体づくりに役立ててください。

 

それでも辛い症状があるのなら、少しでも改善できるようお手伝いをさせて頂きますので、

是非来院して下さい。お待ちしております。

 

                           神戸東洋医療学院付属治療院

                                    藤本 福

 

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