「夏バテ」予防に「鰻」を!

今年は「梅雨明け」も早く、7月初旬から連日猛暑日に近い気温が続いていますね。

「夏バテ」しないようにしっかりと栄養のある食事を摂取していきましょう。

 

今回は夏の風物詩、栄養満点の「鰻(うなぎ)」を食べる習慣、「土用丑の日」について

お話したいと思います。

 

 

毎年この時期になると、新聞の折り込みチラシに「鰻(うなぎ)」や「土用丑の日」という言葉をたくさん見かけ、店頭には多くの「鰻(うなぎ)」が売られています。

 

今年の「土用丑の日」は、7月19日(一の丑)と7月31日(二の丑)の2回あります。

この「土用丑の日」とは、「土用」と「丑の日」が合わさったものです。

 

 

「土用」とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間を指しています。

 

「土用」は、中国に古くから伝わる「陰陽五行思想(陰陽五行説)」に由来するとされています。

陰陽五行思想では、万物の根源は木・火・土・金・水の5つの元素にあると考えられています。

季節もこれに対応させて、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」としました。

しかし、「土」がどこにも当てはまらないため、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前18日間に割り当てられることになり、この期間が「土用」となりました。

 

 

「丑の日」は、日にちを十二支で数えたときに丑に当たる日で、12日周期で巡ってきます。

 

今年の立秋は8月7日であるため、その前18日間である7月19日~8月6日が、「土用」の期間です。

その期間内に「丑の日」が、7月19日(一の丑)と7月31日(二の丑)の2回、巡ってくることになります。

 

「鰻(うなぎ)」を食べると元気が出るというイメージのとおり、うなぎにはビタミンA群・B群がたっぷり含まれているため、疲れた体のリカバリーや、食欲の増進が期待できます。

 

昔から季節の変わり目と言われる「土用」の時期は、体調を崩しやすくなります。

 

ぜひ「鰻(うなぎ)」を食して、この暑い夏を乗り切りましょう!

 

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院

片桐 享

よくある症状はこちら

 

********************

神戸 三宮で鍼灸といえば

神戸東洋医療学院付属治療院

********************

夏の養生

梅雨が終わり、急に真夏を感じる暑さが続いている毎日です。
東洋医学では、夏は「陽気が旺盛になり、心火(しんか)が燃え盛る季節」と言われています。
私たちの体内のエネルギーも活発に動き出す季節。

このパワーを上手に使い、夏本番に備える養生のコツを五行学説に基づいてご紹介します。


「心」を労わり、火照りを鎮める

五行説での夏は「火」に属し、対応する臓器は「心」です。

気温の上昇と共に「心火」が亢進し、イライラ、不眠、口内炎、ほてりなどの不調が現れやすくなります。
養生の第一歩は「心を清涼に保つ」こと。


・苦味:

苦味には熱を冷ます作用があります。ゴーヤ、セロリ、ビール(適量)などを取り入れましょう。

ただし、摂りすぎは胃を傷めるので注意。

・赤い食材で心を補う:

トマト、スイカ、小豆、クコの実など「赤い食材」は心を滋養し、余分な熱を取り除く助けになります。


・「喜」の感情:

過度な興奮やイライラは心火を煽ります。

ゆったりのんびりとした気持ちで過ごし、小さな「喜び」を見つける習慣を大切にしたいですね。

 


気(エネルギー)を消耗させない

夏は汗をよくかく季節。東洋医学では、汗は「心の液」とも言われ、適度な発汗は体内の老廃物を排出し、熱を発散します。
しかし、発汗のしすぎは「気」や「津液(体内の水分)」を消耗するため要注意です。

 

・こまめな水分補給:

冷たい飲み物は胃腸を冷やし、水分代謝を滞らせます。常温の水や麦茶、そば茶などがおすすめです。

汗をたくさんかいた時は、梅干しやレモンなどで塩分とミネラルの補給も忘れないようにしましょう。


・「首」の冷えに注意:

急に冷房の効いた部屋に入ると、開いた毛穴から邪気(冷え)が侵入しやすくなります。

電車の中などでは薄手のストールや上着などで首元を守りましょう。

 


湿気と胃腸のケア

夏は湿気(湿邪)も多いです。湿邪は、胃腸の働きを阻害し、だるさや食欲不振、むくみの原因になります。

 

・胃に優しい食事:

脂っこいもの、生もの、冷たいものの過剰摂取を避け、消化の良いものを。

 

・黄色い食材で胃腸を補う:

山芋、かぼちゃ、米、雑穀など「黄色い食材」は胃腸を補います。

 

・芳香や発散作用で湿気を払う:

紫蘇、生姜、みょうが、ハーブティーなど、香りの良い食材には、湿気を取り除き、気の巡りを良くする作用があります。

 

 

以上をまとめると、夏の養生は、「心火」の過剰を清める『清熱』、「心」の働きを健やかに保つ『補心』、「胃腸」をいたわり湿気に負けない体を作る『健脾』が、とても大切です。

 

自分の体の声に耳を傾けながら、心地良い夏の養生を始めてみましょう。

 

神戸東洋医療学院付属治療院

富田 彩

よくある症状はこちら

 

********************

神戸 三宮で鍼灸といえば

神戸東洋医療学院付属治療院

********************

東洋医学とシミ

ある日、自分の顔を見てシミにびっくりしたことはありませんか。

5月が過ぎ、日差しがますます強くなっています。

のどかな天気は嬉しいですが、一方で肌の健康が心配にもなります。

特に、メラニン色素が特定部位に過剰に沈着する兆しが心配な方も多いと思います。

 

今回は『東洋医学からみるシミ』について、お話しします。

 

シミは、特定部位にメラニン色素が過剰に沈着し、黒っぽい斑点が現れることを言います。

主に頬、目の周り、鼻、あごなどよく見えるところに現れ、茶色から灰色まで多様な色で現れます。

シミの主因としては、露出部位への紫外線過多、女性ホルモン作用、過度なストレスによるメラニン細胞の活動増加、肌に合わない強い刺激の化粧品などにより、シミができると言われています。

 

一方、東洋医学ではシミの原因は、身体内部の問題です。

 

五臓六腑の経絡と気血の調和の喪失により、顔に栄養をまともに供給できなかった時にシミが発生すると言われています。

五臓六腑に異常が生じた時に、その器官とつながっている顔の部位にシミが発生します。

 

 

<東洋医学的主因>

1.過度なストレスや悩みが心に残ると肝臓に影響を及ぼし、比較的境界が明確なシミが頬と目の周りに分布する傾向が見られます。

  この時の症状としては、口の渇き、頭がくらくらする、イライラするなどがあります。

  また、生理が不規則になり、塊の経血が出るなどの症状をよく伴います。

 

2.食事を摂ると、胃と脾臓の作用を通じて全身に栄養を送らなければならないのですが、気血循環に問題があれば、境界が不鮮明なかすかなシミが、頬骨周り、おでこ周辺、口周辺に分布する傾向が見えます。

  この時の症状としては、顔と足がよく浮腫んだり、食欲がなく、少量の食事でもお腹がパンパンになることもあります。

  また、生理が遅くなったり、経血の色が薄くなったりする症状も伴います。

 

3.先天的に虚弱な方は気血循環が悪く、顔に栄養供給がうまくいかず、黒褐色の濃いシミが現れるようになります。

  この時の症状としては、口が渇いたり、めまい、腰の痛み、手足の冷え、生理が遅くなるなどの症状を伴います。

 

<シミを避ける生活習慣>

 

1.日焼け止めを塗る

  シミの代表的な原因である紫外線から肌を守るために、日焼け止めを塗りましょう。

  外出前ではなく、外出30分前に塗るのが効果的と言われています。

 

2.ビタミンCを摂取する 

  ビタミンCは、抗酸化作用でメラニン色素の増加を抑制します。

  ビタミンCが多い食べ物は、キウイ、イチゴ、パプリカ、ケールなどです。

 

3.規則正しい食事と運動

  十分な栄養を摂取し、運動をコツコツ続けることで、ホルモン異常を防ぐのに非常に役立ちます。      

  ストレス解消にもなり、シミの発生を減らすことができます。

 

東洋医学のシミ治療は、皮膚表面だけではなく、身体の気血循環の不調和を調節することにより、シミを改善させ、肌の栄養代謝を促進し、根本的な治療を行います。

身体の気血のバランスを保てると、身体も健康になり顔もツヤツヤで美しく過ごせます。

シミや肌の悩みがある方は、鍼灸治療をぜひ受けてみてください。

 

 

神戸東洋医療学院付属治療院

よくある症状はこちら

 

********************

神戸 三宮で鍼灸といえば

 神戸東洋医療学院付属治療院

********************

頭のツボで思うツボ!

初夏の陽気で過ごしやすくなってきましたね。

付属治療院では『初夏のダブルキャンペーン』を開催中です。

今回は、キャンペーンメニューの一つから、ヘッドケアについてご紹介したいと思います。

 

ヘッドケアは、頭部のツボを刺激しもみほぐすコースです。

効果は以下のようなものがあります。

 

1.自律神経の調整、リラックス効果

頭部には、多くの神経やツボがあり、筋肉もついています。それらを刺激することで、副交感神経と交感神経のバランスが整います。

さらに副交感神経が優位に働き、血行の促進やリラックス効果につながります。

 

2.首や肩こり、頭痛の軽減

重たい頭を支え続けている首。頭の筋肉をほぐすことで、首や肩の血流が良くなり、コリがほぐれやすくなります。

 

3.眼精疲労の軽減

頭や首には、眼精疲労に効果のあるツボがたくさんあります。

ツボや筋肉をほぐすことで、目の筋肉の緊張も和らぎ血行が良くなります。

 

4.リフトアップ効果

顔と頭の皮膚はつながっています。頭皮をほぐすことで皮膚が引き締められ、リフトアップ効果が生まれます。

もちろん、血流も良くなるので、浮腫みの改善にもなります。

 

実際に受けられた方に直後の感想を伺うと、『首肩もスッキリした』『視界が明るくなった』『気づいたら寝ていた』など、効果を実感していただけております。

 

では、頭にたくさんあるツボの中から、いくつかご紹介しましょう。

 

1.百会(ひゃくえ)

頭のてっぺんにあるツボです。

百(多数)のツボが会う場所という由来があり、名前の通り百(多数)の病に効果があるといわれる万能ツボの一つです。

 

2.神庭(しんてい)

百会よりも前、髪の生え際から1センチくらい上にあるツボです。

イライラや不安など、精神的な不調を和らげてくれる効果があります。

そこから髪の生え際にそって耳の上まで、ほかにもたくさんのツボが並んでいます。

 

3.太陽(たいよう)

こめかみにあるツボです。ここには側頭筋という筋肉が通っており、眼精疲労や頭痛などに効果があります。

 

4.天柱(てんちゅう)

首の後ろ、髪の生え際あたりにあります。首を支える大きな筋肉が通っており、首肩のコリや頭痛改善に効果があります。

また、天柱の少し外側には、風池(ふうち)というツボもあり、同様の効果があります。

 

ほかにも頭や首にはたくさんのツボがあり、ヘッドケアではそれらを刺激してほぐしていきます。

私たち鍼灸師は、筋肉や神経、ツボの位置を熟知しており、的確に触れることで、施術の効果を最大限に発揮することができるのです。

 

ぜひ、鍼灸院で行われているリラクゼーションメニュー。

キャンペーンに合わせて経験してみてくださいね。

きっとツボにはまることと思います!

 

神戸東洋医療学院付属治療院 

池邉 由実

よくある症状はこちら

 

********************

神戸 三宮で鍼灸といえば

 神戸東洋医療学院付属治療院

********************

春の補養

春分の日が過ぎ、いよいよ本格的な春が近づいてきました。

しかし過ごしやすさとは裏腹に、だるさや自律神経の乱れ、気持ちが不安定になったりしたことなどはありませんか?

東洋医学では、春は体の五臓の「肝」と関係の深い季節です。

「肝」は冬の間に体に蓄積してしまった老廃物(脂肪や毒素など)を排出しようと積極的に活動するため、

春は「肝」に負担がかかりすぎ疲弊してしまいやすい季節なのです。

 

「肝」には、体の栄養である血を蓄え自律神経と関係の深い「気」を巡らせる役目があるので、

活動しすぎて疲れてくると「血」が足らなくなってエネルギー不足になり、自律神経のバランスも乱れやすくなります。

 

また、「気」が滞るとイライラや気分の落ち込みなど、メンタルの不調も引き起こす要因にもなってしまうので、「肝」を補養することが大切になってきます。

 

今回は、「肝」の機能を養う食材をいくつか紹介します。

 

★なつめ

なつめは、小さな楕円形をした果実で、秋になるとこげ茶色に熟し果肉は白く、サクサクとした歯ざわりで、甘酸っぱい味がします。

胃腸の働きを高めたり、「血」を補ったりする働きがあります。

 

★菜の花

菜の花に含まれる豊富なビタミンCや食物繊維は、免疫力を高めると共に腸内環境を整え、デットックスを促進します。

特有のほろ苦さを持つ成分は、体内の解毒作用を高め、春に感じやすい身体のだるさや疲労感を和らげてくれます。

また、鉄分や葉酸も含まれているので、貧血予防や血行促進にも効果的です。

 

★たけのこ

たけのこは春を代表する食材で、食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整え便通を促進することで、冬に溜まった老廃物の排出を助けます。

特有のシャキシャキとした触感とほろ苦さには、体内の余分な熱を冷ます作用があり、春先の疲れやだるさ、のぼせ感の解消にも効果的です。

また、カリウムも多く含まれているので、体内の余分な塩分を排出しむくみを防ぐと共に、血圧の調整にも役立ち、身体の調子を整える効果があります。

 

★セロリ

セロリも春が旬の野菜です。

「肝」の働きを良くして、目のトラブルやめまい、のぼせ、イライラ、頭痛など、気が上昇して熱を帯びた状態を

取り除く作用があります。

また、利尿作用があるのでむくみ改善にも役立ちます。

セロリは、セリ科で独特な香りがあり、気の巡りを良くする効果があるので、食べるときには香りも楽しんでみてください。

★アサリ

アサリは、ほてりを鎮め利尿効果でむくみ改善に良い食材です。

血を補って精神を安定させる効果があるので、春のイライラや五月病にもおすすめです。

 

その他にも、ほうれん草・ゴーヤ・ハマグリなど色々ありますが、補養で一番大切なのは旬のものを摂ることです。

 

春の旬のものを摂って「肝」を補養し、過しやすいこれからの季節を気持ちよく快適にお過ごしください。

 

それでも、なんとなく調子が悪いときは、ぜひ鍼灸治療を受けにご来院ください。

スタッフ一同、お待ちしております。

 

神戸東洋医療学院付属治療院

井上 博之

よくある症状はこちら

 

********************

神戸 三宮で鍼灸といえば

神戸東洋医療学院付属治療院

********************