近年の健康状況
日本は長寿大国と言われ、平均寿命が2017年には男性で81.09歳、女性では87.26歳まで伸びました
1945年頃では男性50歳、女性54歳だったのが70年ほどで今の数値に変わってきました。
昔に比べ寿命が延びたことは喜ばしいことですが、しかし
ながら高齢になったときの身体の衰えによる健康寿命との
差による弊害も少なくないようですね。
健康寿命とは介護を必要とせずに生きられる寿命のことで、現在は平均寿命との間に約10年差があるよう
です。平均寿命と健康寿命の差を減らし、不自由のない老後を過ごすために考えることが今の課題のようです
今までは食べ過ぎ、運動不足などによる、内臓疾患や脳血管系の病気へのリスクの改善がメタボリック
シンドロームのテーマでしたが、最近は健康寿命を延ばす対策として新しくロコモティブシンドロームに
ならない事が目標に掲げられています
・ロコモティブシンドロームとは
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で「立つ」「歩く」
といった機能(移動機能)が低下している状態をいいます
・ロコモティブシンドロームになるとどうなるのか?
運動器の衰えが大きくなると生活活動に制限が掛かり、階段の上り下り
や、椅子の座り立ち、日々の買い物や、活動が辛くなっていき最終的に
介護を必要とする生活が待っています
・ロコモティブシンドロームにならないために行うこと
生活の何気ない行動に制限が掛かることを減らし、活発な生活を長く
続けていくためには何をしたらいいのか?それは運動です。運動が嫌
い、やりたくないと思われるかもしれませんが、運動を行わないと身体は
衰えていきます。しかし運動を続けていくと身体は動けるようになりま
す。ぜひ生活の中に運動を取り入れていきましょう
・お勧め運動(目安)
ラジオ体操(5分)、ウォーキング(20分)、ダンベル体操(15分)、
水中ウォーキング(10分)、ストレッチ体操(15分)など 上記運動
を組み合わせながら週に4~5回行うことをお勧めします。時間は
30分~45分ほどで日々苦でなく続けられる範囲で行いましょう
神戸東洋医療学院 付属治療院
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