前回のスタッフブログで水分補給の重要性をご紹介させていただきました。

これから本格的な夏を迎えるにあたって、水分の重要性をより知っていただくため「体の水分状態をチェックする方法」をご紹介させていただきます。

 

1.体重測定によって予測する

 

食事や運動・排泄など、一日の中で体重は思った以上に増減を繰り返しています。

食事をした直後に体重計に乗ると「○kg増えてる!」なんてことや、運動をして汗をかいたり、サウナに入った後の体重計に乗ると体重が減っていたりと、嬉しい気持ちになったりしたことがあると思います。

 

スポーツ選手においては、試合や練習の前後や途中に体重を測って、体の水分の状態を把握することがよくあります。

長時間の激しい運動によって数kgもの水分を失っていることが起こるため、熱中症予防のためにも、昔に比べて今では試合の途中に「水分補給タイム」が設けられるなど、徹底した管理が行われている競技もあるほどです。

 

定期的に運動をされている方であれば、運動前後に体重を測定し、運動中に失った水分量を把握してみましょう。

 

また、寝る前と朝起きた時の体重を比べてみて下さい。就寝中に失った水分量を予測することができます。

筆者の私は夜と朝では約500g減少します。

 

 

2.尿の色による判定方法

 

尿の色が濃かったり薄かったり、尿は体の水分量を判定する上で比較的簡単な方法と言われています。

(薬剤やサプリメントの影響を受けて色が濃くなっている場合もあるため、常用している方は当てはまらないこともあります)

 

尿の色が濃いと水分不足を起こしている目安となります。

体は水分が不足すると体内に水分を残そうとして、腎臓が尿として排出する水分の量を制限します。そうすると尿は濃縮されて色が濃く、量は少なくなります。

 

是非一度、判定チャートでご自身の尿の色を確認してみてください。簡単に毎日の健康管理を行うことができ、水分補給のタイミングの目安にもなります。

 

  参考:厚生労働省ホームページ「尿の色で脱水症状チェック」

 

人間の体は体重の2%の水分を失うと機能の低下を起こすと言われています。体重50kgの方だと約1kgとなります。

この状態はすでに脱水が始まっており、さらに減少すると体は危険な状態に陥ります。

 

 

体の水分状態をこまめにチェックし、暑さ厳しい夏を乗り切りましょう!

 

神戸東洋医療学院付属治療院

荒木 克也

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