美人の定義は、皆さんもご存知の通り、時代によって、また国によって様々です。
「豊満で肥満気味な体型」、「小柄な体型」、「大きな瞳」、「目が細く、下膨れの顔」、
「白い肌」、「長い黒髪」、「すらりと伸びた手足」、 「広い額(中世ヨーロッパではそのために前髪を抜き、毛が生えにくいように毒を塗ったこともあるようです。)」
「黄金比に基づいた曲線」などなど・・・。自身の好みに話が移る前に、この辺りで止めておきましょう。
このように姿形の美しさの定義は変遷していくものですが、
健康的な美しさは、どの時代・どの国においても普遍な価値観ではないでしょうか。
(ただ、人によっては「憂いを帯びた美人」「アンニュイな雰囲気」に惹かれる方もいらっしゃるでしょうが。笑)
そんな健康美を目指す上で最近脚光を浴びているのが『美容鍼灸』です。
以前より鍼灸治療が肌の健康に繋がることは知られていましたが、

大抵の場合は他の症状を治療し、改善していく過程において

「肌の艶が出てきた」、「化粧のノリが良くなった」、「皮膚が引き締まってきた」など

あくまでも治療の副産物のようなメリットに過ぎませんでした。
それが数年前より、その効果に特化した鍼灸治療が行なわれるようになったのです。

初めて私が美容鍼灸を知った時はコロンブスの卵のような衝撃を受けました。

改めて人の美に対する欲求と、今まで知っていたはずの鍼灸による肌への効果を突きつけられたようでした。

美容鍼灸における美しさへのアプローチの優位性は、ただただ表面だけの変化を求めるのではなく体全体を元気にすることにより、肌の調子をも整えて行く点にあります。

そんな美容鍼灸なのですが、残念ながら当院では行っていません。
しかし、当校を卒業し開業している先生方の中には、美容鍼灸を行っている方も沢山いらっしゃいます。

2月11日(土)に行われる当校のオープンキャンパスでは、
卒業生が美容鍼灸を紹介するブースも設けており、体験も可能です。

ご興味のある方は、是非当校にご来校ください。

神戸東洋医療学院付属治療院 川上 靖