ゴールデンウィーク休診のお知らせ
当院のゴールデンウィーク期間中の休診日は5/2(日)~5/6(木)までとさせていただきます。
5/7(金)からは通常通り開院いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
神戸東洋医療学院 付属治療院
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すっかり春です。そう言っている間にすぐ初夏が来るでしょうね。
さて今回は、新しい年度を迎え気持ち新たに髪型を変えたところ「まるで河童のようだ
」と褒められた私の話題では勿論なく、私たち鍼灸師にとっていろはのひとつにあたる「触診」についてお話します。
触診とは、手指で患者さんの身体に触れ行う診察を言います。
西洋医学では、腹部内臓の状態の観察などに主に用いられています。それに対して東洋医学では、様々な場面で触診を行います。西洋医学の先生の中には今も東洋医学と同様、触診を重んじている方もおられるでしょうが、それ以外の診察法を重視されていることが多いと思います。
まず触診のひとつは脈診です。
脈に触れ不整脈や頻脈・徐脈の有無を確認するだけではなく、東洋医学では患者さん自身の体質や生命力、心臓以外の臓部の状態なども観察します。
次は皮膚の触診です。
皮膚の厚み・浮腫み(むくみ)・冷え・熱感・乾燥・湿り気・ざらつき・硬軟・陥凹(かんおう)・皮下・リンパ節の状態などを観察します。
その次は筋肉の触診です。
筋肉量・硬軟・癒着・痛みの有無・水分量の状態などを観察します。
気が流れる経絡やツボの状態や反応は、皮膚や筋肉を「触り・撫で・押さえる」ことによって感じ取ります。とても原始的な診察法だと思いますが、科学の粋を集めた現代のような血液検査や画像診断技術が存在しなかった時代に、先人たちは自分たちの感覚をめいっぱい駆使し、人の体や病気を理解しそれを整理して今に継承してくれています。原始的とは言うものの、私たちの身体構造は二・三千年前から変わりはないはずで、東洋医学の触診は現代人の体調を理解するためにいささかも古びているとは思えません。
上記の触診に加え、最近では特に整形外科的な痛み・痺れに対し、主に筋肉に表れるトリガーポイントを処置することで、多くの痛み・痺れの治療が行えるようになってきています。その効果についての話は別の項に譲りますが、この治療効果を最大限に引き出すためには、症状の原因となるトリガーポイントを見つける触診技術がとても大切になります。
では、実際の皮膚や筋肉の触診方法に絞ってお話します

触診にあたっては自分の手指を温め患者さんの皮膚温とあまり差がでないように気をつけます。
そして、最初はなるべく手のひらを広く使い、その人の皮膚の状態を大きく捉えます。その時に赤ちゃんの頬っぺに触れるよう優しく行います。その後、徐々に力を加え皮膚の厚みや弾力などを確認し、触診範囲を広げ他に必要となる診察を続けます。
それと同時に皮膚の下にある筋肉も観察します。同じ力を込めても指が沈みやすいところや、逆に早く指を跳ね返してくるところ、粘り気や腫れを感じるところ、問題のある筋肉の深さなどを特定していきます。
問題のある筋肉を見つける際の圧迫法にもいくつかの注意点が存在します。
一つ目は押す力を徐々に加えることです。

少しずつ力を加えることで筋肉の微妙な抵抗感や感触の違いを読み取れるようになります。強い力を入れ過ぎることで患者さんに余計な痛みを与えたり、体に余分な力が入ってしまうことで元々読み取れるはずの反応を間違えて捉えることが避けられます。
二つ目は、筋肉の面に対しなるべく垂直に力を伝えることです。
そうすることで私たち鍼灸師が知りたい、治療すべき筋肉に存在する問題点(トリガーポイント)が見つけやすくなります。
このように言葉にするのは容易いのですが、「行うは難し」です。
人の身体は平らなところは僅かで、多くは曲線の連続です。そのため数センチ場所を変えただけで垂直の方向がその都度変わってしまいます。硬い・柔らかいという感覚や、触っているものが骨なのか筋肉なのかすら、私自身、学生時代は分からず苦労したものです。これらも積み重ねる練習により少しずつ身につくもので、ある日突然できるようになることは残念ながらありません(笑)

今回は私たちが行っている触診の一端についてお話しましたが、これ以上の詳細については授業のようになってしまいますのでこのあたりで終わることとします。
最後に、診察というのはもちろん多くの知識を必要とするものですが、それに併せ施術者の感覚をより研ぎ澄ますことが求められます。そのためには施術者自身の心身のコンディションを整えることも大切だと感じます。
スピルバーグ監督のE.T.という有名な映画がありますが、言葉の通じない宇宙人のE.T.と少年が指と指を合わせることで意思が通い合う感動的なシーンがあります。いつか彼らのようにとまではいかずとも、触れることで患者さんの苦痛をもっと感じ取れる施術者になりたいと思っています。
神戸東洋医療学院付属治療院 川上 靖
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新型コロナウイルスによる影響で外出を控えていらっしゃる方も多いかと思います。しかし、日光に当たらない日々を過ごすと免疫力を上げるチャンスが減ってしまう可能性があります。免疫力を上げたい方、自粛生活で気分が沈みがちになっている方にお勧めなのが日光浴です
日光浴とは、健康のために体に太陽の光を浴びることです。中国には「すべてのものは太陽のもとで成長する」という諺があります。太陽は全ての生命の源であり、成長するにあたって必要であるとされています。
そこで今回は、日光を浴びると体にはどのような効果があるのかをご紹介します。
<日光浴の効果>

①骨を健康にする
太陽光の紫外線により体内のコレステロールからビタミンDが生成され、カルシウムを効率的に吸収することができます。さらに骨の新陳代謝も活発に行われるようになるため、歯や骨を健康な状態に保つことが出来ます。
②筋肉を強くする
日光浴によって生成されたビタミンDが筋肉に取り込まれ、たんぱく質が効率的に合成されることで、筋肉を強くすることができます。
③免疫力をアップする
細菌やウイルスが体内に侵入した際に、自分の体を守るため免疫機能が働き、白血球は活性化します。太陽の光を浴びることで生成されたビタミンDは、白血球の中の免疫細胞であるNK細胞とマクロファージ(貪食細胞)の働きを促進してくれるので、さらに免疫力を上げることができます。
④精神を安定させ、心身ともにリフレッシュ
太陽を浴びると、体内からストレスに関係するセロトニンというホルモンが分泌されて心と精神を安定させます。セロトニンは食べ物や運動などによっても作られますが、日光浴でも作られます。リフレッシュしたい時に簡単に取り入れることができるのでおススメの方法です。
⑤陽気を補って全身を活性化する
東洋医学では人体を構成する基本物質の一つに「気」があり、重要な役割を担っています。人体の生理機能はすべて陰陽の協調関係によって保たれており、外部環境と人体の内部環境の変化によって陰陽のバランスが常に変化します。例えば、気温の低い冬や、夏場でも冷房に長い時間当たってしまった時、冷たい物を食べすぎた時など、体の陽気が減少する可能性があります。陽気は体のバリア機能としての働きを備えており、不足すれば免疫力が落ちて病原物質に対しての抵抗力が弱くなってしまいます。
陽気を補うには太陽光を浴びることです。特に背中には陽にあたる経絡が通っているため、背中に日光を当てて温めるのはおススメです。背筋が伸びるような感じがして気持ちがいいですよ。背中を通して全身が温められ、血行が良くなれば新陳代謝も高められます。

<日光浴のやり方>
日光浴は四季を通じて行うことができますが、行う時間帯は地域や季節によって異なります。
・頻度・・・目安は1日に15分程度、週に3~4回です。
・場所・・・川岸、草地、運動場、バルコニーなど、人混みが少なくゆったりと座ったり横になることができるところが良いでしょう。
・方法・・・座ったり横になったり、何度か体勢を変えながら行いましょう。特にツボが密集している背中に日光を浴びるようにしましょう。外出することが出来ない方や外出を控えている方などは、カーテンを開けて窓際で過ごしたり、ベランダや庭で読書等をしながら日光浴を行いましょう。
・注意事項・・・夏の日光浴は日差しが強すぎるので、熱中症にならないように十分注意する必要があります。また、体力が低下している時(出産後、重度な心臓病、重度な貧血など)は無理のない範囲で行ってください。
より良い健康な身体を目指して、毎日少しでも日光浴をする機会をつくるように心掛けましょう
神戸東洋医療学院付属治療院より
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マスク生活が定着してもう1年になりますね。マスクを着けることが習慣になったこの冬は風邪やインフルエンザなどの予防効果を実感することができました。

しかし、マスクがあると呼吸しづらく疲れやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
マスクを着けているといつの間にか呼吸が浅くなる傾向があり、十分な酸素を体に取り入れることが難しく体は疲れやすくなります。
そこで、健康増進と免疫力を向上させるためにも1日に1度は大きく深い呼吸=『深呼吸』をして体中に酸素をしっかり運び、細胞に取り込んでいきましょう
『深呼吸』といっても様々な特徴がありますが、今回は簡単で気軽に行ってもらえるものをご紹介します。
☆深呼吸の仕方 ポイント3つ☆
①リラックスした姿勢(座位、仰向き)で行います。
②息の吸い方
…鼻からゆっくり息を吸い、お腹をゆっくり膨らませます。
③息の吐き方…口からゆっくりと細く長く息を吐き、お腹をへこませます。
☆アドバイス☆
・目を閉じて呼吸に集中してみましょう。
・お腹に両手を軽く添えてお腹の動きを感じてみましょう。
・息を吸うときはゆっくり4秒、吐くときはゆっくり8秒数えながら行ってみましょう。
(数は目安です。吸うときが3秒なら吐くときは6秒など、倍数がおススメです)
・深呼吸の回数は自由です。行える場所によって回数を変えても良いですね。
・体調に合わせて無理せず心地よいと感じる方法でリラックスして行いましょう。
☆私のおススメ「1日リセット深呼吸」☆
就寝前に深呼吸をしてみましょう
①目を閉じ、頭から足先まで体の隅々に酸素を巡らせるようなイメージで、鼻からゆっくりと息を吸ってみま
しょう。
②1日の疲れを体の外へ出すイメージで口から息を吐きます。
③①~②を3~5回繰り返します。
☆深呼吸の効果☆
◎意識して深呼吸をすると自律神経のバランスを整える効果があります。
自律神経が整ってくると心身のリラックスができ、気持ちが落ち着いてきます。
(ストレスの緩和、イライラ防止、やる気向上、抗うつ効果、集中力向上など)
◎深呼吸で体内の細胞が活性化=赤血球が酸素を運び、細胞の働きを後押し!
酸素がしっかり体内に行き渡ると体は活性化し、体調が整います。
(血圧の安定、睡眠の質の向上、冷え性改善、肩こり解消、老化防止、疲労回復、免疫力向上、新陳 
代謝向上、ダイエット効果など)
深呼吸を行うだけで心と体に嬉しい効果がたくさんあることが判っています。心身の落ち着きは日々の生活にも良い変化があるのではないでしょうか。「気持ちが軽くなる!」「頭がスッキリする!」など、その効果を是非ご自身の体で体感してみてくださいね
神戸東洋医療学院付属治療院 藤岡 友子
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春になり暖かくなると外出したくなりますね
でも、新型コロナの影響で外出を自粛されている方が多くいます。
家で過ごす時間が長くなると、体力がどんどん衰えてきます。緊急事態宣言前後で歩行機能の低下を感じた方が増加したとの報告もあります。
こうした歩行機能(移動能力)の低下を「ロコモティブシンドローム」と言います。病院やテレビ等で見聞きしたことがある方も多いと思います。
ロコモティブシンドロームは、筋肉や関節や骨の機能低下により引き起こされます。
運動器の中でも特に筋肉量の減少による影響は大きく、移動能力を著しく低下させます。男女で比較すると、もともと筋肉量が少なく、加えて寿命が長い女性に多いです。
加齢や疾患によって筋肉量の低下が起こることを「サルコペニア」といいます。
サルコペニアになるとロコモティブシンドロームはもちろん、要介護にもなりやすくなるので注意が必要です。要介護になる原因疾患の1位は認知症ですが、実は「衰弱」「骨折・転倒」「関節疾患」といったロコモティブシンドローム関連の要因を合わせると、全体の36.5%を占め、要介護の原因第1位になります。
サルコペニアは「指輪っかテスト」で簡単にチェックすることができます。
やり方は簡単。
ふくらはぎの一番太い所を、両手の親指と人差し指で作った輪で囲ってみてください。
どうですか?筋肉量が正常な方は指が付かないはずです。
指が付いて囲めてしまう、それどころか隙間ができてしまう方は筋肉量が減少していると判断でき、サルコペニアの可能性が高いと考えらえます。
そうなると、サルコペニア改善のために運動やタンパク質を中心とした食事を摂るなど生活習慣を工夫する必要があります

タンパク質を多く含む食材といえば鶏むね肉が思い浮かびます。でも、食べられる量には限界があります。たくさんの量を食べられない方は、タンパク質吸収や筋肉を作る働きを促進する「ロイシン」という必須アミノ酸を含んだサプリメントを併用するのもいいですね。
全身の筋肉の60%以上は下半身にあり、特に太ももの筋肉は最も大きな筋肉です。
日本整形外科学会はロコモーショントレーニングとして、①片足立ち1分間を一日3回、②スクワット5~6回を一日3回行う事を推奨しています。負荷が足りない方は、「カーフレイズ(かかと上げ運動)」や「フロントランジ(片足を大きく前に出して膝が90度になるまでしゃがみ、地面を前足で蹴るようにして元の位置に戻す)」といった下半身を鍛えるトレーニングを追加で行いましょう。
下半身に負荷をかける運動を定期的に行うことで、筋肉量の減少を予防することができます。
指輪っかテストはあくまで簡易的なチェック方法です。身体機能の低下や、疲労感の増大、体重減少などの自覚がある方は、お医者さんに相談しましょう
感染症に気を付けて体を動かした後は、鍼灸を受けてしっかりとメンテナンスすることも忘れずに。
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