日々の生活の中で体の疲れをご自身で実感できている時もあれば、知らず知らずのうちに体が疲れてしまっているにも関わらず、そのサインを見逃してしまうことも多いのではないでしょうか。

今回は体の疲れを客観的に判断できるチェックを何点かご紹介してみようと思います。

 

1.「脈」がいつもと違う

まずは安静時の自分の脈拍を測ってみましょう。

成人の安静時の心拍数の正常値は1分間に60〜100回、平均的には60回〜80回程度となります。

運動後に脈がなかなか落ち着かない場合や、安静時の脈が通常より早かったり遅かったり、いつもと違う時は「疲れている」または「疲れやすい状態」になっている可能性もあります。

 

2.就寝時間や起きる時間が不規則

明らかな寝不足や、朝起きた時にスッキリしてないと感じる時は「疲れのサイン」が出ています。

不規則な睡眠は自律神経の乱れを招いて、脳や体の休息・回復に欠かせない「副交感神経」の働きを抑えてしまいます。

睡眠の乱れは疲れを蓄積させてしまう一因になる可能性が高いと言えるでしょう。

平日・休日を問わず、できるだけ就寝・起床の時間をある程度一定にすることで、体のリズムが整い自律神経の安定につながります。

 

3.「腰」が痛い

腰痛の8割以上が原因不明と言われることもありますが、その中には姿勢の乱れや疲労の蓄積、ストレスなども含まれます。

腰は全身のバランスを取る「要」となる部分です。体の姿勢が乱れると、バランスを取るために腰に負担がかかり、筋肉が硬くなったり縮んだりすることで痛みを感じるようになります。

原因がなく腰が痛いと感じる時は体のあちこちに不調が現れていることが多く、疲れを感じてはいないけど腰が痛いという場合も、体からの「疲れのサイン」かもしれません。

 

4.「呼吸」の方法を間違えている

胸だけの浅い呼吸になっていませんか?

肩が前に出たり猫背気味になっている人は、体の中心にある筋肉で一般的に体幹と呼ばれる部分が上手く働かず、胸を大きく広げて呼吸をすることができにくくなります。胸だけで浅い呼吸になっていると効率的に酸素を体内に取り込むことができず、脳や筋肉の働きが悪くなり「頭がぼーっとする」「こりが取れづらい」などの状態を招いてしまいます。

正しい姿勢で腹式呼吸を行うことで深い呼吸が可能となり、自律神経を整える効果もあります。

体の中心を意識した呼吸を心がけてみましょう。

 

 

自分では解決できない症状が続いてしまうことがあります。

自律神経を整えたり頑固なこりを解消するには、鍼灸施術はとても効果的です。

このような症状でお困りの際は是非一度ご相談ください。

 

 

神戸東洋医療学院付属治療院

荒木 克也

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