世界三大伝統医学の一つ、アーユルヴェーダ
この度、友人に誘われ、スリランカ旅行に行く事になりました
私はスリランカと言えば、紅茶、宝石くらいしか知りませんでした。
どこにあるのかもよく知りませんでした。
そこで、スリランカについて調べてみました
場所はインドの南にあり、国土の広さは北海道と同じくらいになります
今回、スリランカ旅行の一番の楽しみは象に乗って散歩をすることでしたが、スリランカでもアーユルヴェーダが受けられると知り、楽しみが増えました
アーユルヴェーダとは5000年の歴史を持つ世界最古と言われるインドの伝統医学で、中国医学、ユナニ医学と並んで世界三大伝統医学のひとつとされています
アーユルヴェーダは、サンスクリット語で「長生きの知恵」という意味で、病気の治療以外に食事法や養生法にも重点を置いています
世界三大伝統医学は相互に影響しあって発展したため、アーユルヴェーダと中国医学は共通点も多く、中国医学も中薬(漢方)、薬膳、推拿、気功、太極拳など幅広い領域に渡っています
アーユルヴェーダでは 人の体質をドーシャと呼ばれる 「風」と「火」と「土」といった3つのドーシャに分け、その3つのドーシャのバランスが取れている状態を理想としています。ドーシャは本来自分が持っている体質をはじめ、生活環境や年齢などに影響され、 日々変化していきます。
日本でアーユルヴェーダと言えば「インド式オイルエステ」などと呼ばれることもあり、痩身マッサージやエステティックの一種だという認識も多く見受けられますが、スリランカではアーユルヴェーダの医師がその人のドーシャを判断して治療を決定します。アーユルヴェーダ医師になるためには大学で5年間半の西洋医学とアーユルヴェーダ医学の両方の勉強が必要とされています
スリランカでは、アーユルヴェーダの医師は1万5,000人存在します。視診、触診、問診、聴診を行いながら、その人のその時のドーシャを判断して、その時のドーシャにあった治療を行います。
治療には オイルマッサージ、ハーブ浴、アーユルヴェーダ特有のトリートメントであるシロダーラ(額にオイルを垂らし続ける治療方法で別名脳のマッサージとも言われる。)等があります。
本来なら、アーユルヴェーダの治療は10日間位かけて行われるもので、長期のバカンスをとる習慣のあるヨーロッパの人達の間ではスリランカへの医療ツアーも増加しているそうです。
今回、私は現地に3泊しかしないのですが、時間の許す限りアーユルヴェーダの治療を受けたいと考えています
私達、鍼灸師も、患者さんからのその日の体調やお話をうかがうだけでなく、舌や脈、その他、反応の出ているところを診て、アーユルヴェーダの治療と同じように、その日のその方にあった治療を提供させていただいています
みなさんも 三大世界伝統医学の一つである中国医学の鍼灸治療を受けてみませんか
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