暦では立春を迎え、春の芽生えをちらほら感じる今日この頃の神戸です。

そんな時期にもう定番となったイベントがやって来ます。

そう、バレンタインです。

チョコレートと一緒に自分の気持ちも送り、甘い(もしくはほろ苦い)想い出が

今年も日本中で生まれることでしょう。

歴史をさかのぼると、インカ帝国では、王様が砂糖などで甘みを付けずに、カカオを強壮剤の一種として飲んでいたようです。

今日私たちは、疲れたとき、

「甘いものでも食べようか。」

と言って、チョコレートやケーキ、お饅頭などをつまみますが、

実は、元気を取り戻し、やる気を出そうと砂糖入りのものをたくさん取り過ぎるのはかえってやる気がなくなってしまうというのをご存知でしょうか??

緊張を和らげたいときにはいいのですが、もし、やる気を出したいのなら本当は、塩を取るべきなのです。

もちろん塩分を過剰に摂取することは、皆さんもご存知の通り、避けなければなりません。

どちらにせよ、TPOと量が問題ということです。

喧嘩をして仲直りの為に、ケーキを買って帰る。立会いの前に塩を舐める。

皆さんは間違えないでくださいね。                   

 

神戸東洋医療学院付属治療院 川上 靖