塩は、人間の体を健康に保つために大切な働きをしてくれる必要不可欠な物質です。

皆さんは、ミネラルを豊富に含んだ塩を摂っていますか。

「えっ、ミネラルが少ない塩なんて売っているの目?」となりますが、塩の製法が違えば、中に含まれるミネラルの量も違ってくるのです。

古来、日本では海水を凝縮させて、塩を生成していましたが、1971年(昭和46年)に「塩業近代化臨時措置法」が制定されてからは、塩田を廃止して、跡地等に工場をつくり、塩化ナトリウムが99,5%以上になる精製した塩づくり(精製塩・化学塩とよばれる)=イオン交換膜製塩に転換されました。

これにより効率よく食塩の大量生産が可能になったのですが、肝腎要の体に必要なミネラルの抜けたものが流通するようになったのです。

 

私の味覚では精製塩はただ塩気を感じるだけですが、海水を利用して作られた天日塩などはしょっぱいのはもちろんですが、甘味と苦みを感じます。これは海水に含まれるカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれているからです。

人間の血液の成分は海水と似ています。さらに、妊娠したお母さんのお腹の羊水も海水の成分に似ています。

細胞の受精卵からはじまる赤ちゃんは、お母さんの羊水というお腹の海で、約270日間、命を育まれてこの世に誕生します。

妊娠から出産の過程は、太古の海で細胞の生命体が誕生し、皮膚ができて陸上にあがるといった生物の進化の過程にとてもよく似ています。

このように考えてみると、人間の体というのは地球と密接な関係があり、現代のようにビルに囲まれた都市に住むまでに進化したとしても、それは何も変わりませんほっとした顔

私たちの生命体のふるさとはミネラルが豊富に含まれた海であり、体内の水分はまさに「海」といえるのではないでしょうか波

 

塩は人間の体内のバランスをとるために不可欠な物質です。   

ミネラルが不足した塩を摂取するということは、精製塩を溶かした食塩水で海水魚を飼育しているようなものです魚

どういうことかというと、通常、海水魚を飼育する際は人工海水(海の素)を使って飼育します。水中生物に必要なミネラルが含まれているからです。精製塩を溶かしたただの食塩水は、海水ではないため、海水魚は健康を保つことはできません。これと同じことが、人間の体内でも起こっているのではないのでしょうか。

たとえ塩を摂っていても、ミネラルがない精製塩だったとしたら、海水魚と同じく、私たちの体内の細胞もミネラル不足によって弱っていきます。つまり健康になるためには、ミネラルが豊富に含まれた塩を摂ることです。

私たちの暮らしや健康に欠かせない大切な塩。カラダが喜ぶより良いものを選びたいですねexclamation

 

神戸東洋医療学院付属治療院 岡田 泰彰

 

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