五月病
5月の代表的な体といえば「五月病」。この言葉が思い浮かぶ人も多いと思います。
4月は新年度を迎え、新社会人や転職や異動など新しい環境で仕事を始める人も多く、心機一転「よし、頑張るぞ!」とエネルギーが湧き、やる気に満ち溢れています。
しかし、ゴールデンウィークを過ぎて ひと段落する頃から、その疲れやストレスが一気に押し寄せ、「やる気が出ない」「ふさぎこむ」という症状が現れる人がいます。
これがいわゆる「五月病」です
特に今年はコロナウイルスなどの影響もあり、ストレスや不安感は例年以上に多く、五月病や気持ちの低下を感じる人もいつも以上に多いと思います
五月病の症状
・なんとなく気分が落ち込む
・疲れやすい、倦怠感
・集中できない、虚脱感
・不眠
・食欲不振、胃痛
・めまい
・動悸
また、真面目、責任感が強い、融通が利かない、ロマンチストな人ほどなりやすいと言われます。
五月病は正式な医学用語ではなく、「適応障害」や「軽度の鬱」と診断されることが多いです。多くの場合は一過性の心身の不調で、1〜2ヶ月もあれば自然と環境に慣れ、症状が良くなっていくと言われます。その上でしっかり普段から予防していきましょう
五月病の予防法
・散歩やストレッチなどで体を適度に動かし、軽く汗をかく
・ぬるめのお風呂(約40℃)にゆっくり浸かる
・オレンジやラベンダー等自分の好きなアロマを利用する
・暗いニュースは極力見ない
・家族や友人、恋人などに話を聞いて貰う
・規則正しい生活習慣を心掛け、いつまでもダラダラ寝たり、夜更かしは止める
・1日の始まりの朝食にお味噌汁を飲む
・1日15分程度、日光浴をする(紫外線が気になる方は手のひらでもOK)
・休みの日は無理に予定を詰めすぎず、ゆっくり休息にあてる
五月病におすすめのツボは、
「太衝(たいしょう)」(場所は足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ)というツボです。
ここを足の甲に対して垂直に痛気持ち良い強さで、押す離すを5回程度繰り返しましょう。
太衝は気を巡らせて、イライラを緩和してくれますよ
早めに「五月病」対策をして、元気に5月を過ごしましょう
神戸東洋医療学院 付属治療院 田中 友也
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神戸東洋医療学院付属治療院
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