このブログが掲載される頃は、二十四節気でいう「白露(はくろ)」です。

台風が多く発生する不安定な気候の時期が過ぎて、暑さは落ち着き、夜に大気が冷やされることによって、朝露が草花につく頃のことです。白露を過ぎると秋分もみじさらに体が冷えやすくなります。

気温が下がると“冷え”はもちろんですが“乾燥”も目立ってきます。

 

乾燥といえば、お肌や髪の毛も気になりますが、なんといっても今回ぜひ意識していただきたいのが「爪」ですぴかぴか (新しい)

 

「爪」は小さいですが、なくてはならない大切な体のパーツだとご存じですか?

爪は表皮の角質が変化し硬化したもので、指先に力を入れる時の支えとして重要な役割を担ってくれます。手の爪がないと細かい作業を行い辛く、物を掴みにくくなります。足の爪がないと体重を支えにくくバランスがとり辛いため、知らない間に体を余分に緊張させ、こわばらせてしまいます。

 

私はダンスの練習の際に、足指をぶつけて爪を欠けさせてしまうことがあります。爪が欠けると、いつものように足を踏ん張ることが難しくバランスがとり辛くなり、踊りにくさを感じます。

小さな小指の爪であってもそう感じるので、爪の存在はすごいもんだなぁといつも感心させられます。

 

もし、なかなか体の緊張や疲れが取れにくいなぁと感じる方や、スポーツなどでパフォーマンスを上げたいとお考えの方は、一度「爪」に意識を向けてケアしてみることも良いかもしれませんね。

 

爪は体の動きを助けてくれるだけではなく、体調を判断するヒントとなってくれるパーツでもあります。

私たち鍼灸師も、患者さんから体調を伺う際に、爪の状態から推測することがあります。爪の色が白っぽい、割れやすい、反っているような形、表面がぼこぼこしている・・・。皆さんの爪はいかがでしょうか?

 

健康な爪は艶のあるピンク色で“ 桜貝のような爪”と表現されることがあります。

では、桜貝色の爪を手に入れるには??毎日のスペシャルなケアやネイリストさんからのケアを受けることも一つの方法ですが・・・

まずはexclamation気軽に「爪の根元を揉むこと」を始めてみてくださいるんるん (音符)

 

親指から小指まで、気持ち良いなぁと思うくらいの圧力で順番に揉んでいきます。

爪の根元には自律神経に関わるツボもあるため、揉むことで体調を整えることにも繋がります。私は、毎朝通勤電車に乗ったら爪を揉むことを習慣にしています。

乾燥が気になる場合は、ハンドクリームをつけながら揉むのもお勧めです。乾燥による2枚爪やヒビ割れで悩んでいましたが、爪を揉んだおかげもあり乾燥が気にならなくなりましたexclamation

 

爪のケアを意識することで、少しでも皆さんの健やかな毎日に繋がりますように☆

 

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神戸東洋医療学院付属治療院 北條 直

 

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