夏バテ対策 3カ条
関西は梅雨の間からずっと、連日太陽が照りつけ、暑い日が続いていますが、皆さん体の調子は如何ですか?
3ヶ月予報によると、今年は猛暑になるようです……
去年が冷夏といわれながらあれだけ暑かったので、今年はどれだけ猛暑日を記録するのかと思っている方は多いのではないでしょうか。
今回のインフォメーションは、夏バテの原因と対策法についてお話をしたいと思います。
そもそも、「昔の夏バテ」と「今の夏バテ」では少し違いあります
「昔の夏バテ」といえば、暑さから冷たい物を好んで食べる事により胃液が薄まり、食欲が落ちることから起こる不調でした。
「今の夏バテ」は、暑さに基づく食欲低下にプラスして冷房の効いた室内と室外との温度差の大きさに体が上手く対応し切れず、自律神経のバランスを崩すことが原因で体がだるくなります。
そこで夏バテ対策の3カ条をあげたいと思います
1.「冷房より除湿」を心がけましょう
湿度をさげ扇風機などで空気を循環させると、汗が乾き易くなり、体全体の余分な熱・水分が逃がされ、涼しさを感じやすくなります
ただし、エアコンや扇風機の風向きは天井に向け、体に直接あたらないようにしましょう。
直接あてると体から過剰に熱が奪われすぎて、逆に疲れを引き起こします
2.上手に汗をかく
汗をかくことは、体温調節の上で、とても重要です
適度な運動は、血流が良くなり老廃物も出ていくという効果があります
暑いからといって、涼しいところで体を動かさないでいると発汗機能が低下し、今以上に暑さに弱くなり、夏バテを引き起こします
気温が高くない明け方や夕方などに軽めのウォーキングを行い、適度な汗をかくと良いでしょう。
3.辛いものや香辛料を味方にする
胃液分泌を促し、発汗作用を高める食べ物として、辛いものや香辛料があります。
発汗による夏バテ防止と共に食欲低下を抑える効果が期待されています。
スパイスの効いたカレーなどはとても効果的ですが、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください
これからが夏の本番です。体調をよく整え、暑い夏を乗り切りましょう
神戸東洋医療学院 付属治療院
光上 信幸
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神戸東洋医療学院付属治療院
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