あん摩、マッサージとは?
神戸東洋医療学院付属治療院の通常メニューにはのっていませんが、あん摩マッサージ指圧師の有資格者による手技療法を50分5,000円で行っていますまた、2018年4月から日本で初めて「鍼灸学」と「推拿学」を同時に学習できる新しい学校として天津中医薬大学鍼灸推拿学院神戸校が開校しました
そもそも、あん摩やマッサージが行えるのは、あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格した者のみです鍼灸師や柔道整復師と同様、国家資格が必要となります。推拿は中国の伝統的な手技療法で、中国の病院では有資格者のみが行うことが許されています
今回のインフォメーションでは、皆さんがよく耳にすることも多い「あん摩」と「マッサージ」についてご紹介したいと思います
あん摩は中国で発展し、日本に伝わってきた手技療法です。あん摩は「按摩」とも書き、「按」=おす・おさえる
「摩」=なでるという意味からできた言葉です
マッサージはヨーロッパで誕生しました。マッサージはフランス語ですが、もとはアラビア語の「Mass」=おす、ギリシャ語の 「Sso」=こねるから出来た造語とされています
どちらも、痛いところに手を当てる「手当て」的なものから、ごく自然に始まったとされており、手や指を使って、相手の体に「おす」「もむ」「さする」「たたく」「震わす」「引っぱる」などの刺激を与える手技療法です
治療方法に違いがあるとすれば、あん摩は衣服の上から行います。皮膚に直接触れることなく体の中心から手足の先に向かってを行い、主に気血や経絡の変調を調整します。 マッサージは、オイルやパウダーなどを使用し、直接、皮膚に触れながら手足の先から体の中心に向かって行い、主に血液やリンパ液の流れを良くします
治療効果については、どちらも全身の筋を緩めながら血液循環を改善し、自律神経バランスを整えることで病気の予防や悪化防止、健康増進ができます
6月は1年の中で最も湿度が高く、どんよりした天気が続くため、体が重だるくなり体調が不安定になる人も多くなります。その様な状態を放置した結果、頭痛、めまい、喘息などが悪化することがあるのですが、原因は湿度の変化から起こる自律神経バランスの乱れとされています
毎年、梅雨の時期になると普段よりも体がだるいと感じている方は、体調を崩す前に予防として治療を受け、蒸し暑い梅雨を乗りきりましょう
神戸東洋医療学院付属治療院 光上 信幸
*************************************************************************
神戸三宮で鍼灸といえば
神戸東洋医療学院付属治療院
*************************************************************************