みなさんは、いい睡眠をとれていますか?暑くて寝苦しい日もあるのではないでしょうか。

睡眠は身体を休めるだけでなく、記憶の定着、免疫力の強化、ホルモンの分泌、ストレス回復など、いろいろなことに関係があります。

また、睡眠不足によって集中力の低下やイライラで人間関係が悪化し、ストレスでさらに睡眠不足に陥ることもあります。

 

睡眠には、深部体温と自律神経が大きく関わっています。

深部体温とは体の内部の体温で、起床時に上昇を始めて夕方にピークを迎え、その後は夜にかけて下がっていきます。

深部体温が下がると眠気を感じるのですが、深部体温の高低差がつけられないと眠気が訪れにくいので、意識的に体温を上げ、深部体温が下がる状態を作る必要があります。

ぐっすり眠るために生活を見直していきましょう。

 

★睡眠のためにできること★

①お風呂は就寝1時間半~2時間前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる

難しい場合は、首の後ろに少し熱めのお湯を10分程度あてて温めましょう。一度体温を上げることにより、眠りやすくなります。そして首の後ろのマッサージも行うとより効果的です。

 

②寝る直前に水分やお酒を摂りすぎない。

寝る直前に水分を摂りすぎると夜中に尿意を感じやすくなります。

アルコ-ルは利尿作用があり、睡眠中にアルコールが分解されて交感神経が優位となり休息しづらくなるため、寝酒は控えましょう。

 

③眼の疲れをとる

蒸しタオル(濡れたタオルをよくしぼり、電子レンジで1分)で眼を温めると効果的です。

寝る前のスマホやテレビも控えましょう。

 

④不眠症の人はおでこに冷却材をあてる

忙しく活動している脳を落ち着かせることが出来ます。

 

⑤布団に入って、深呼吸をしながら足首のストレッチ

足の血行が良くなると体内の熱が外に逃げやすくなるため、ストレッチが効果的です。深呼吸でリラックスしながら行いましょう。

大の字で寝るのも、身体が圧迫されずに血行が良くなるのでおすすめです。

 

★ストレスをためないために★

 

①用事は先延ばしにせず、すぐに済ます

先延ばしにすると脳が緊張状態のままなので、用事は早く済ませてすっきりしましょう。

 

②1分間に6回呼吸 

ストレスや緊張状態でいると、呼吸は早くなりがちです。

そのような時には、4秒間息を吸って6秒間吐くを6回繰り返し、リラックスできるように意識しましょう。

 

③3分間の背中のマッサージ

マッサージは、睡眠のリズムを調整する働きのあるホルモンのメラトニンを生成するセロトニンを増加させるといわれています。

頼める人がいるならお願いしてみましょう。

 

④毎晩、一日の5つの良いことを思い出す

「一度も赤信号にあたらなかった」「ほめられた」「ごはんが美味しかった」何でもいいです。

 

⑤両膝を胸に近づけて胎児のポーズをとる

横になり両膝を胸の方に折り曲げて両腕でそっと抱え、さらに深呼吸をしながらゆっくりと左右に揺り動かすと、気持ちが安らぎ体もほぐれます。

 

鍼灸では、自律神経を整えるお手伝いをしています。一緒に体調を改善する方法を見つけていきましょう!

是非一度ご来院下さい、お待ちしております。

 

 

神戸東洋医療学院付属治療院

藤本 福

 

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