最近、どんな本を読みましたか?本 

近頃の私はほとんど鍼灸の仕事にまつわる本しか手にしていませんでしたが、久しぶりに仕事と関係のない本を読みましたわーい (嬉しい顔)

「暗闇から世界が変わる」という本です。 某サイトの読者レビューで5点満点を獲得していたので興味が湧き手に取りました。

 

の本の著者は志村 真介という方で、DID(ダイアログ・イン・ザ・ダーク:暗闇での対話)という暗闇体験施設を日本にもたらした人物です。本の内容は、筆者がドイツのDIDに感銘を受け、試行錯誤をしながら日本にDIDを作っていく体験談です。新しい施設と価値観を日本に作っていく事に挑戦する筆者に勇気をもらいました。しかし、それよりもこの本を読んで初めて知ったDIDが大阪のグランフロントにあると知り、嬉しくなりました。

 

 DID体験施設とは、暗闇のエキスパートである視覚障害者の案内により、参加者がグループを組んで入り、暗闇の空間を体験する施設だそうです。

最初に参加者は知らない人同士で8人ほどのグループを組み、あだ名を付け合ってから、自分の手すら見えない暗闇空間へ入っていきます。純度100パーセントの暗闇の中では同じグループのメンバーの声や、視覚障害者による先導、そして自分の聴覚と触覚を頼りにするしかありませんあせあせ (飛び散る汗)

DID体験施設の中はその時々によって公園エリアや飲食店エリアが用意されていて、様々なエリアを視覚以外の五感をフル活動させて体験していきます。参加者は視覚以外のあらゆる感覚を使わざるを得なくなります。最初は、暗闇というと怖い、不安と言うネガティブなイメージがありがちで動くこともままならず不自由この上ないそうです。ですが慣れてくるにつれ、知らない人と声を掛け合い、手をとりながら暗闇を体験する事は、とても楽しく、心が解放されていくような新鮮な感覚が味わえるそうでするんるん (音符)

 

 

 

 近年、高齢化社会が進み、今までは身近でなかった疾病にかかる方が増えてきています。目の病気もその一つです。私自身も以前より、白内障・緑内障・老人性黄斑変性症・糖尿病網膜症といった目の病気の方達と出会う事が増えました。

 また、現代人は目を酷使する時間が増えたためドライアイやVDT症候群(パソコンなどのディスプレイを使った長時間の作業により、目や身体や心に影響のでる病気で、別名IT眼症・テクノストレス眼症とも言われる。)といった新しい目の病気も出てきましたたらーっ (汗)

ドライアイ・VDT症候群は、肩こり・頭痛・吐き気・腕・背中の痛み・生理不順など他の身体症状を引き起こすことも多く、精神面でも抑うつ感・摂食障害・不眠などの症状が出やすくなります。

ドライアイ・VDT症候群、また、それが原因で起こる頭痛・肩こり・不眠といった不定愁訴は鍼灸治療の得意分野ですひらめき

眼科では点眼薬の処方による治療が主ですが、鍼灸では原因となる眼とその機能を支える筋肉の緊張をとり、血流の改善をはかります。また、眼に関係するツボを使って中医学的に鍼をしていく場合もありますdouble exclamation

白内障・緑内障・老人性黄斑変性症・糖尿病網膜症に関しては、鍼灸での直接的なアプローチは困難ですが、西洋医学と鍼灸の組み合わせにより体を整えることによって、症状の改善と進行を遅らせることは可能ですウッシッシ (顔)指でOK

医学の進歩はめざましいものがありますが、高齢化によって目の疾病の罹患率もあがり、失明する人も今より増えるのではないだろうかと考えていますがく〜 (落胆した顔)

 

DIDでの暗闇の体験は、長生きして視力を失ってしまった時のための予行体験になり得るかもしれませんねぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

この冬、私もぜひ大阪のDIDへ行きたいと思っていまするんるん (音符)

 

 

 

暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 (講談社現代新書)   2015/3/19 志村 真介 ()

 

 

 

神戸東洋医療学院 付属治療院 錦谷 朋子

 

 

 

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