適応能力について
みなさん、暑い日がまだまだ続きますね
この度は、暑さには関係のない話ですが、少しでも興味を持っていただければ幸いです
みなさんは人間の体の中に「自然治癒能力」と言うものがある事はご存知ですね。鍼灸治療では、この能力を促進させることで、病気や怪我、痛みをとったりします
今回はこの自然治癒力のように人間に備わっている別の能力、「適応能力」のお話をしたいと思います
少し話しは変わりますが、みなさんの中で、体力が衰えた、動くのがしんどい、これは老化だからと言って、ご自身の体の変化を年齢で諦めていたりしている方はいませんか老化と言うものは確実にありますが、しかしながら同年齢の人が、見た目や体力、また痛みが同じでないことは良く分かっていると思います
では、なぜ見た目や体力、痛みが同じように出てこないのでしょうか
ここで、お話ししたいのが「適応能力」と言うものです。適応能力とは、ご自身が生活している環境に対して体が慣れていく能力です
例えば、ウォーキングやジョギングを始めたときに、最初はしんどかった事が日を追う毎に少しずつ慣れていって、しんどくなくなったり、走るペースが早くなったりしていく仕組みです。日常にないような事を少し生活にいれていけば身体は良いほうに適応してくれます。人間にはこの適応能力があるので身体が変化していきます。凄く良いことですね
しかしながらこの能力にはデメリットがありますそれは悪いほうにも適応するということです。人間は使わなければ身体の能力は衰えてしまうのです生活の中で、手を上げることが少なくなれば、手を上げる能力は衰えます。膝を持ち上げる事をしなければ膝が上がらなくなります。このように生活の中で、身体をあまり使わなくなれば、年齢に関係なく、身体は悪いほうに適応してしまいます。怪我のあと、病気のあとに上手に身体を動かせないなど感じたことは無いですか?これが悪いほうに適応している状態になります
ですが、人間に備わっている適応能力を上手に使えばアンチエイジングや病気になりにくい身体つくりが可能になります
では、どうすれば身体は良い方向へ適応していくのか、少しだけご紹介いたします
人間は普段の生活の活動だけでは筋力は維持できず、少しずつ衰えます
身体を良い方へ変化させていくコツは、生活にない動きを少し入れていくことです
“元気になる為の運動の紹介”適応能力の活用法
①ストレッチとラジオ体操をしましょう!!
②筋力トレーニングをしましょう
「えっこれだけ」 「はいっこれだけです」
たったこれだけです。時間で言えば1回30分ほどで、しかも毎日でなく週2~3回です
どんな効果があるの
①関節可動域や筋肉の柔軟性が維持増進され、筋肉の硬さから来る痛みの改善や良い姿勢を維持してくれます。
②トレーニングを行うことで筋肉や筋力が強くなり、疲れにくさが出てきます。
またこの②の筋力トレーニングは、行う事で、成長ホルモンの分泌を盛んにし、他の身体全般の細胞活性化も促してくれます。この成長ホルモンは別名「若返りホルモン」と言われています。「肌の張り」、「潤い」、「筋肉」など、全てを若くしてくれます
“論より証拠”運動している人はみんな若く見えますね
「適応能力」と言う人間に備わっている機能を上手に使い、適応させればみなさんの悩みを減らせる鍵になるかもしれませんね
①については簡単で多くの人がチャレンジ出来ると思います※②については自己流で行うと危険を伴いますので運動指導の出来るトレーナー等にご相談ください当然私に聞いていただいても結構です。ご興味あれば糸井まで
ぜひ健康なお身体を勝ち取ってください
神戸東洋医療学院 付属治療院
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神戸三宮で鍼灸といえば
神戸東洋医療学院付属治療院
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