2011年10月20日
読書の秋
私は若いころ、履歴書の趣味の欄には、迷わず「読書」と書いていました。今も本を読むことが好きです。
「読書の秋」ということで、書店でもこの時期になると、フェアが開催されていることが多いです。
本が好きだと、本屋さんで1時間くらいは楽に過ごすことができますよね。
さて、皆さんは本を読むことに、どのくらいの時間を費やしているでしょうか。
読書の秋の由来は、中国で唐の時代、中国の文人・韓愈(かんゆ)が息子に宛てた手紙の中に、『燈火(とうか)親しむべし』という言葉があり、そこから来たそうです。
秋になると夜も長くなり、涼しさも気持ちよく感じられます。
明かりの下で読書するのに適した季節。
だから本を読んでしっかり勉強しなさい、という意味ですね。
本を読むことで、新たな知識の習得や感受性の向上、気分転換など、人によって、効果は様々でしょうが、人生の中に、何かきっかけを与えてくれるものであることに、違いはないように感じます。
ここ近年、インターネット等の他メディアが発達したことによる、活字離れが心配されていましたが、電子書籍も誕生しました。
本屋や図書館で、書籍を手にする人もまだまだ少なくないようです。
私も自宅の本棚に“積読”状態になっているものを、久しぶりにこの秋に読んでいこうと改めて思いました。
神戸東洋医療学院 付属治療院 池邉 由実