梅雨の体調管理 今日からできること
今年も梅雨の時期が来ましたね。
この時期は、湿度が高く気温も不安定で、体も心もなんとなくだるく感じてしまいがちです。
でもちょっとした工夫で、心地良く過ごしていきたいものです。
今回は梅雨の過ごし方とともに、体調を整える食事と、セルフケアのポイントをご紹介させていただきます。
1つ目は「無理しないこと」
雨の日に予定を立て過ぎると、疲れやすくなったり、イライラすることが多くなってしまいます。
休日は「おうち時間」を大切に、本を読んだり、映画を見たり、料理をしたり。
いつもの日常を丁寧に楽しむことや、ストレッチやヨガ、ピラティスなど、自分磨きの時間を作るのも良いかもしれません。
2つ目は「食事を工夫すること」
ジメジメとして湿気があり、余分な水分が体に溜まりやすいため、だるさや疲労感、浮腫みや胃腸の不調など、小さな体調不良を起こしやすい時期でもあります。
おすすめの食材はショウガやネギ、シソなどの薬味類です。体を温めてくれたり、梅干しや酢の物は殺菌作用があるため、食中毒の予防や食欲増進効果も期待できます。
豆腐や納豆、味噌などの発酵食品もおすすめで、腸内環境の改善や免疫力アップにも繋がります。
また、梅雨時期はどうしても冷たい飲み物やアイスに手が伸びがちです。
冷えすぎは体調を崩す原因にもなりますので、温かいスープや味噌汁を一日一回取り入れるのも良いでしょう。
3つ目は「ツボ刺激でセルフケア」
ツボ刺激のポイントは、強すぎず「心地良い強さ」で押すことです。
ドライヤーやタオルで温めるのも効果的です。
・足のむくみが気になる時
三陰交(さんいんこう)・・・内くるぶしの上、指4本分のところ
・胃腸機能の改善をしたい時
足三里(あしさんり)・・・膝のお皿のくぼみから、指4本分下がったところ
中脘(ちゅうかん)・・・みぞおちと、おへその真ん中
・だるさや疲労感を感じやすい時
百会(ひゃくえ)・・・頭のてっぺん
・足の冷え
湧泉(ゆうせん)・・・足の裏、指を曲げた時に出来るくぼみの中央
この時期の雨を楽しむぐらいの気持ちで、少し視点を変えて、
心と体をいたわりながら自分らしいおうち時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか♪
神戸東洋医療学院付属治療院
井上 力輝
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神戸 三宮で鍼灸といえば
神戸東洋医療学院付属治療院
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