ロコモトレーニング
皆様、いかがお過ごしでしょうか。神戸東洋医療付属治療院の谷口です
一時の暑さが通りすぎ、最近はだいぶ過ごしやすくなってきましたね
この夏は外気温が高すぎて、まったく家を出られなかった、熱中症が心配で外出する気になれなかったという声をよく耳にしました。
それによる運動不足を懸念されている方もいらっしゃると思います。今回はこの運動の必要性についてお話しさせて頂きたいと思います
最近よくテレビや雑誌で目にすることの増えた「ロコモ」という言葉をご存知でしょうか
正式には「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」といい、運動器の障害によって移動機能の低下をきたした状態のことです。
当然ながら進行すると、日常生活に支障が生じるようになり介護が必要になるリスクが高まります。
つまりロコモは、運動器のいずれかあるいは複数に障害が起こり、自分の足で「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のことをいいます。
日本は超高齢化社会を迎え、いつまでも自分の足で歩き続けていくために運動器を長持ちさせロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが、今、国の最重要課題にもなっています。
しかしこれは何も高齢者の方だけの問題ではありません。
筋肉量や骨量は20~30代をピークに減少してゆきますので、その頃からすでに将来を見据えた生活および活動をしていく必要があります。
ただ実際、いざ何かやろうと思っても何から始めたらいいのか分からない方が多いかと思います。まずはとても簡単な運動器の維持のためのロコモトレーニング(ロコトレ)をご紹介します
ぜひ皆様、下記のロコトレをご家族にもお教え頂き、やってみてください
カーフレイズやフラミンゴは歯磨き時やキッチンに立つ間などでもできますので、生活の中に工夫して組み込んで頂ければ習慣付けすることもできます
ちなみに、私も毎日ご高齢の方々と様々なロコトレを一緒に実施していたのですが、ある時、片足立ちで靴下を履く動作がとても安定するようになったことに驚きました
「靴下が履きやすくなったよ!」と一緒に運動している皆様に見境なく自慢していました
このようにロコトレは年齢に関係なく効果がありますので大変おススメです
他にもいろいろなロコトレがありますので、お知りになりたい方はぜひお気軽にご相談下さい
健やかな毎日が今後もずっと続くことを目標にし、共に歩みましょう
神戸東洋医療学院 付属治療院
谷口 龍祐
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神戸東洋医療学院付属治療院
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