今年もあと2か月程となりました。すっかり秋らしい気候で寒さも感じるようになりましたねもみじ

寒さとともに気になるのが、お肌の乾燥です。皆さんは、肌ケアをしっかり行っていますか?

               

肌は、皮脂と汗が混ざり合って作られる皮脂膜が天然のクリームとなって、外からの刺激から守ってくれています。しかし、冬の冷たい乾燥した空気が、肌の血行や代謝を悪くさせてしまうことで皮脂や汗の分泌量が減少し、肌から水分が失われやすい状態を作ってしまいます。これが、肌が乾燥する原因の一つです。

 

もう一つ見落としがちなのが、紫外線です。

夏より日差しが穏やかで長袖を着ているからと油断しがちですが、紫外線の降り注ぐ量はゼロではありません。とくに肌が露出されているお顔部分のケアはされていますか?

 

紫外線は水分の蒸発を促してしまうため、肌が乾燥した状態で紫外線を浴びると、さらに乾燥するという悪循環を生んでしまいます。そして、繰り返し紫外線を浴びている肌は、その刺激から守るために肌表面の角質層を厚くしてしまいます。ザラザラ・ゴワゴワとした質感や、乾燥による荒れやかゆみ、小ジワの原因にもなってしまいます。

 

紫外線には、皮膚の奥の真皮層にまで到達してしまうものもあります。

真皮層の上にある表皮層との境目に、メラノサイトという細胞が存在します。この細胞は、紫外線によって活発に働き、皮膚を黒くさせる原因のメラニン色素を生成させることで、シミやソバカスの原因にもなります。

真皮層には、お肌の弾力やハリを保つためのコラーゲンやエラスチンという線維もあるのですが、紫外線はそれらを損傷させてしまいます。その結果、弾力を失った皮膚にはたるみが、傷ついた繊維によりシワが形成されてしまうのですあせあせ (飛び散る汗)

 

それらの肌ダメージを守るためには、保湿剤を使って肌表面の乾燥を防ぐこと、日焼け止めクリームを塗り紫外線から肌を守ることが重要です。

そして、美容鍼もおススメですぴかぴか (新しい)

鍼は、皮膚に微細な傷をつけることで、細胞の修復作用を促進させます。傷といっても、痕が残ったりはせず出血もほとんどしないほど、細い鍼を使用するのでご安心ください。

修復過程の一つとして、肌の新陳代謝と言われるターンオーバーが促されます。ターンオーバーは、メラニン色素の沈着を予防したり、古く硬くなった角質もはがれ落ち、新しい肌へと生まれ変わらせる効果があります。

また、真皮層にあるコラーゲンとエラスチンの産生を活発にすることで、弾力のある肌を取り戻す効果があります。血行も良くなるので皮膚本来の水分量を取り戻すこともできます。

美容鍼を受けていただいた後は、たるみやシワの減少や肌の質感の改善、血色の良い健康的なお顔になったことを実感していただけるかと思いますほっとした顔ぴかぴか (新しい)

 

秋から冬に良い状態の肌を保つことで、春先以降の紫外線が強い季節がやってきても安心です。日頃からの肌ケアに加えて、ぜひ美容鍼もお試しください。

 

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神戸東洋医療学院付属治療院 池辺 由実  

 

 

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