今年も猛暑の夏になりましたねexclamation暑さに加え、冷房による冷えや室内外の温度差、珍しい長雨による湿気で、この夏は体調を崩しやすいと感じられている方も多いのではないでしょうか。

体調管理はやはり食事が大切ですexclamation皆さん、食事はしっかりと摂れていますか?

 

 

夏は水分を多く含んだトマトやスイカ、そうめんなど口当たりが良く食べやすいものが好まれますが、その分ついつい偏りがちになってしまいます。

そこで、今回は東京オリンピック・パラリンピック2020(東京五輪)開催にちなんで、五輪の色にグループ分けした食材についてお話します。

五輪の色は、シンボルマークの青・黄・黒・緑・赤と、下地の白色を合わせた6色とされています。

緑の食材を青物と言ったりするので、今回は緑=青とし、緑(青)・黄・黒・赤・白の5色に合わせた食材と、体への役割についてご紹介します手 (パー)

 

☆緑(青)は野菜・果物☆

「豊富なビタミンで体調を整える」

旬の食材は、かぼちゃ、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、ゴーヤ、スイカ、メロン、桃など、水分たっぷりの食材です。

栄養豊富な野菜や果物は色とりどりですが、木や蔓(つる)に生り、葉が多く茂るところから緑色をイメージしましょう。

 

☆黄は主食となる炭水化物☆

「脳や体を動かすエネルギー源」

米、餅、パン、麺類、イモ類、はちみつ、あんこなど、糖質の多い食材です。

米や麺類は加工前の玄米や小麦を、じゃがいもやサツマイモは火を通すと黄色くなることからイメージしてみましょう。

 

☆黒は鉄分☆

「血液の材料、貧血・夏バテ予防」

食材は、レバー、あさりやしじみ等の貝類、ひじき、ごま、ウナギ、ワカメなどです。

これらの黒い食材は、鉄をはじめとしたミネラル他、ビタミン類も豊富です。鉄分は汗とともに体外に出てしまい、貧血になりやすくなります。夏は特に注意して摂るようにしましょう。

 

☆赤はタンパク質☆

「筋肉や血をつくる材料」

食材は、肉類、魚類、豆類、卵類です。旬の魚はアユ、イワナ、ウナギ、キス、シマアジ、スズキなどです。

運動をする時は、赤のタンパク質と黄の筋肉のエネルギーとなる炭水化物を一緒に摂ると、効率よく体が動きます。

 

☆白はカルシウム☆

「強い骨をつくる材料」

食材は、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、しらす干しや田作りなどの骨ごと食べられる小魚、桜エビや干しエビなど小型の甲殻類などです。

骨を強くするにはカルシウムの摂取と合わせて、歩行などによる骨への刺激や、1日15分程度日光を浴びるように心掛けましょう晴れ

緑、黄、黒は体を調整し、赤と白は体の土台となる食材です。外食やコンビニ食でも、色と食材と役割を結びつけながら選んでみてください。一品でより多くの色が摂れるお料理を考えるのも楽しいですね。好き嫌いのあるお子さんには各色から食材を選んだりして少しでも多くの食材に触れ、色を愛でながら楽しく食事をしてもらえたらと思います。

バランス良く摂り、夏バテしない元気な体を作っていきましょう手 (グー)ダッシュ (走り出すさま)

 

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神戸東洋医療学院付属治療院 藤岡 友子

 

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