ムシムシ、ジメジメの梅雨がこんなに早く来るなんて・・・あせあせ (飛び散る汗)

近畿地方では今年は昨年より25日早く、統計開始以来、最も早い梅雨入りとなりました雨

みなさん梅雨の時期は、なんとなく身体が重だるくなったり食欲がなくなったり、天気と同じように気分も体調もすっきりしないように感じていませんか?

この時期は体調を崩す人がとても多いので、健康管理に気を付けていきたいですね。

 

梅雨の時期に身体が重だるく感じたり、体調不良や気分不良の原因となるのは、あのジメジメした湿気ですexclamation

適度な湿気は皮膚や内臓、筋肉などを潤し、身体を内からも外からも守ってくれますが、その湿気も過剰になると体内に余分な水分=「湿」が溜まりやすくなります。

東洋医学では「湿」は体に溜まると「湿邪」となって、身体のさまざまな不調の原因になると考えられています。

「湿邪」は五臓の「脾」に影響しやすいです。脾の主な働きは、水分代謝や消化吸収です。湿邪により脾の働きが弱くなると、胃腸の不調による食欲の低下や下痢、身体の重だるさやむくみなどの症状を発症しやすくなります。

特に湿邪は下半身に溜まりやすいので、足がむくみやすくなります。湿邪は滞りやすい性質があるため、気血の流れが悪くなり、冷えや関節の痛み、神経痛へ悪化していくと考えられています。

体調を整えるには、水分代謝を良くして「湿邪」を身体から追い出すことが大切です。

そこで、今回はそのいくつかの方法をお伝えします。是非お試しをexclamation

 

・身体を動かして適度な運動をする。

湿邪は停滞する性質があり、動かないとどんどん溜まってしまいます。

身体を動かして汗をかき、新陳代謝を上げて体内の水分の排泄を促します。

 

・水分を摂り過ぎない。

湿邪は、私たちが飲む水分が身体に溜まっていくことで出来ます。

蒸し暑い梅雨時期に飲む冷たい水やビールは美味しいですよね。でも飲み過ぎると身体が重だるくなり、胃腸の調子を崩す原因になります。

熱中症対策で水分摂取は必要ですが、摂り過ぎには注意してください。

 

・利尿作用が高く、湿邪を追い出す食べ物を摂取する。

ハト麦、インゲン豆、セロリ、トウモロコシ、玉ねぎなどは利尿作用が高い食べ物です。

また、キュウリ、トマト、なす、枝豆、スイカなどは身体を冷やし利尿を促します。

生姜、ねぎ、にら、ニンニク、カレー粉、山椒は身体を温め発汗を促します。

これらのものを意識して摂るようにしてみてください。

 

・湿度のコントロール

身体の外から入る湿邪にも要注意です。

梅雨の晴れ間には窓を開け空気の入れ替えを行い、エアコンをつける時は除湿にして湿度をコントロールしましょう。

 

そして、忘れてはいけない鍼灸治療です。

鍼やお灸で体内の水の流れを良くし、湿邪を取り除いて体調の改善を図ることができます。

梅雨時期で気分も体調もすっきりしない時は、気軽に鍼灸治療を受けてみませんか?

梅雨入りが早かった分、梅雨明けも早ければよいのですが、長梅雨になる可能性もあります。健康管理が難しいこの時期、みなさんの体調管理を少しでもお手伝い出来ればと思っています。

 

5月から新メニュー「お灸コース」も始まりましたので、是非ご来院をお待ちしておりますexclamation

 

過去にも梅雨に関してのブログがあるので、参考にしてみてくださいね。

・梅雨は「湿気」の季節!

・梅雨の湿問題

・夏のお灸

 

 

よくある症状はこちらから  

 

 神戸東洋医療学院付属治療院 井上 博之

 

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