タイトルからは、幸せの黄色いハンカチという北海道を舞台とした名作映画を連想された方も多いと思いますが、今回紹介したいのは、きっとみんな大好きな「カレー」ですわーい (嬉しい顔)

数年前から幸せ物質「セロトニン」が注目されるようになり、その分泌に良い食品が「カレー」といわれてきました。curry_indian_man

 

セロトニンとは、脳内にある三大神経伝達物質のひとつです。

あとの2つはノルアドレナリンとドーパミンといい、神経を興奮させる作用が強いですが、セロトニンは精神を安定させる効果のある物質です。

これが不足してしまうと、疲労感や肩こり、偏頭痛、うつ病などの精神疾患にもなりやすいといわれています。

 

脳内物質とはいわれていますが、セロトニンのほとんどは腸内にあり、食事により脳にセロトニンを増やすように伝達指令がいくことで、より効果が高くなるそうです。

 

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そのためにはバランスの良い食事を摂り、腸内環境を整えることが大切ですexclamation

セロトニンの分泌を活発にさせるにはトリプトファンやビタミンB6といった栄養素も必要となります。

トリプトファンは豆製品、乳製品、ナッツ類や卵やバナナなどに多く含まれ、ビタミンB6は魚類や肉類に多く含まれています。

 

 

実際にはカレーにセロトニンが含まれているわけではありません。

カレーには、野菜、お肉、米など、多くの食材が使われ栄養バランスも比較的良く、スパイスも薬効成分や腸を温める効果があるため、セロトニンの分泌が他の食品よりも多いといわれているのでしょう。

 

 

先にも述べたように、腸内の環境が良いと腸から「セロトニンを出して」と脳内に

命令を多く送っているのです。sick_ninchisyou_lewy

 

 

セロトニンを増やす方法は食べ物だけではありません。規則正しい生活や睡眠、日光を浴びる、よく笑う、人と触れ合う、適度に運動をする、腹式呼吸をするなどですほっとした顔

ストレスを感じない生活がとても大事になります指でOK

脳内伝達物質や神経の作用はもっと複雑ではあるので、それはまたの機会にしましょう(笑)

 

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日本人のほとんどの人が食べたことがあり、嫌いな人も少ないであろうカレーわーい (嬉しい顔)

私は毎日食べてもいいくらい大のカレー好きで、食べるたびにモヤモヤした気持ちもスッキリとなる気がしますムード

ですがカレーに限らず、好き、心地よいというような感情が幸せ物質のセロトニン分泌をより活発にさせるために関わっているのでしょうウッシッシ (顔)

 

 神戸東洋医療学院 付属治療院 池辺 由実

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